Solstice DiskSuite 4.2.1 リファレンス

growfs(1M) コマンド

growfs(1M) コマンドは、サービスやデータを消失することなく UFS ファイルシステムを拡張します。ただし、growfs(1M) コマンドの実行中は、メタデバイスへの書き込みアクセスはできません。ファイルシステムのサイズは、そのファイルシステムが格納されているスライスまたはメタデバイスのサイズまで拡張できます。

growfs(1M) コマンドで -s <サイズ> オプションを使用すると、追加したディスク領域の一部のみを使用するようにファイルシステムのサイズを拡張することができます。


注 -

ミラーを拡張すると、ミラーのサブミラーに領域が追加されます。同じように、トランスメタデバイスを拡張すると、マスターデバイスに領域が追加されます。その後で、ミラーまたはトランスメタデバイスに対して growfs(1M) コマンドを実行します。つまり、領域は構成するデバイスに追加され、growfs(1M) コマンドはトップレベルのデバイスに対して実行されることになります。