Solstice DiskSuite 4.2.1 リファレンス

例 - ストライプ方式の連結

図 2-3 に、3 つのストライプを連結したメタデバイス d10 を示します。

ストライプ 1 は、3 つのディスク (A 〜 C) から構成されており、飛び越し値は 16 K バイトです。ストライプ 2 は、2 つのディスク (D と E) から構成されており、飛び越し値は 32 K バイトです。ストライプ 3 は、2 つのディスク (F と G) から構成されています。ストライプ 3 に対しては飛び越し値が指定されていないため、ストライプ 2 から飛び越し値 (この場合は 32 K バイト) を継承しています。まず、ストライプ 1 に、チャンク 1 〜 12 がストライプ方式で割り当てられます。ストライプ 1 が満杯になると、今度はストライプ 2 にチャンク 13 〜 20 が割り当てられます。最後に、ストライプ 3 にチャンク 21 〜 28 が割り当てられます。各ストライプでは、指定された飛び越し値にしたがって、データチャンクがインタリーブされます。

図 2-3 ストライプ方式の連結の例

Graphic