Solstice DiskSuite 4.2.1 リファレンス

例 - ストライプ方式メタデバイス

図 2-2 に、3 つのスライス (ディスク) から構成されるストライプ方式メタデバイスの例を示します。

DiskSuite がストライプ方式メタデバイスのデータを物理ディスクに書き込む場合には、チャンク 1 のデータをディスク A、チャンク 2 のデータをディスク B、チャンク 3 のデータをディスク C に書き込みます。次に、チャンク 4 のデータをディスク A、チャンク 5 のデータをディスク B、チャンク 6 のデータをディスク C に書き込み、同じ処理を繰り返します。

飛び越し値は各チャンクのサイズと同じ値に設定されています。ストライプ方式メタデバイス d2 の合計容量は、最小スライスのサイズにスライス数を掛けた値になります (図 2-2 の各スライスのサイズが 2G バイトであれば、メタデバイス d2 の容量は 6G バイトになります) 。

図 2-2 ストライプ方式メタデバイスの例

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