Solaris Resource Manager 1.3 のシステム管理

PAM とデバイスグループとの相互作用

Solaris Resource Manager の PAM モジュールは、デバイス階層の端末名とサービス名を検索し、制限値を超過しているか、デバイスフラグが set に評価されると、呼び出し側に「permission denied (アクセス権がありません)」というメッセージを返します。

調べるデバイスカテゴリは、端末名に対しては terminal、要求された種類のサービスに対しては services です。たとえば、rlogin を行うときにネットワークデバイスグループのファイルを使用することがあります。このユーザーに対しては次のフラグがこの順に検査されます (すべてのフラグが group として設定されているとします)。

これらがすべて set と評価されたときだけアクセスが許可されます。さらに、対応するカテゴリ (terminalservices) の制限値が検査されます。