Sun Enterprise サーバーの動的再構成 (DR) 機能では、ユーザーがシステムボードの取り付けや取り外しを動的に行うことができます。これには、プロセッサ、メモリー、入出力デバイスなどのシステム資源を含みます。Solaris Resource Manager は、現在使用可能なプロセッサ資源をスケジューリングのために追跡管理し、変更があると適切に処理して、使用可能なプロセッサ資源を資格のあるユーザーやプロセスに公平に再配分します。
Solaris Resource Manager は、プロセスの仮想メモリーサイズを制御するだけで、プロセスやユーザーが使用する物理メモリーは制御しないため、DR 操作でメモリーが変更されても、Solaris Resource Manager のメモリー制限検査には影響ありません。