名前 | 形式 | 機能説明 | オプション | 使用例 | 属性 | 関連項目 | 注意事項
srmkill コマンドは user 引数で指定した l ノードに現在接続されていて、呼び出し元ユーザーがアクセス権を持っているすべてのプロセスにシグナルを送信します。
シグナルを指定しないと、デフォルトで SIGTERM が送信されます。
user 引数はログイン名として解釈されます。ただし、この名前がパスワードマップに見つからない場合は、user 引数が数値であれば、ユーザー ID として解釈されます。
-l と -u は user 引数の解釈方法を決定します。これらは同時に指定することはできません。
user 引数をログイン名としてだけ解釈します。
user 引数を数値ユーザー ID としてだけ解釈します。このオプションを使用すると、パスワードマップのリストにないユーザー ID も使用できます。
送信するシグナルを指定します。signame は <sys/signal.h> で定義されている記号名です。signame の値は、SIG 接頭辞なしで、大文字小文字の区別なしに認識されます。
送信するシグナルを指定します。signum は <sys/signal.h> で定義されている数値です。
次のすべてのコマンドは、現在 user1 の l ノードに接続されているプロセスに SIGTERM シグナルを送信します。
srmkill -l user1
srmkill -s TERM user1
srmkill -s term user1
kill(1), limadm(1MSRM), srm(5SRM)
『Solaris Resource Manager 1.3 のシステム管理』
このマニュアルページは、SunOS 5.6、SunOS 5.7、および SunOS 5.8 に適用できます。