pattr(1)

名前 | 形式 | 機能説明 | オプション | 使用例 | 戻り値 | 属性 | 関連項目

名前

pattr- 表示可能なプロセス属性フラグの取得

形式

/usr/proc/bin/pattr [-x] [pid...]

機能説明

pattr はプロセスツールコマンドで、pattr のプロセスもしくは pid で指定されたプロセスの表示可能なプロセス属性フラグを表示します。通常は表示できないフラグも、特権を使って表示させることができます。プロセス属性フラグとは、以下のセキュリティフラグの集合です。

トラステッドパスフラグ 特権デバッグ用フラグ ネットワークトークンマッピングプロセスフラグ ラベル表示フラグ (外部用の表示または内部用の表示) ラベル変換フラグ ディスクレスブートフラグの一部 カット & ペーストのセレクションエージェントフラグの一部 トラステッド印刷システムの一部

-x オプションを省略すると、フラグ名、ビット数、その値がリストされます。出力形式については「使用例」の項を参照してください。

オプション

-x

プロセス属性フラグを 16 進形式で表示します。

使用例

---

例 1 pattr を実行した場合の表示




pattr コマンドをオプションなしで実行すると、以下のような出力が得られます。

host% pattr Trusted Path (1 bit): Enabled/Disabled Privilege Debugging (1 bit): Enabled/Disabled Label Translation (15 bits): Specific flag (Enabled/Disabled) Label View (2 bits): Internal/External Token Mapper (1 bit): Enabled/Disabled Diskless Boot (1 bit): Enabled/Disabled Selection Agent (1 bit): Enabled/Disabled Printing System (1 bit): Enabled/Disabled

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例 2 pattr -x を実行した場合の表示




-x オプションを指定して実行すると、出力は次のようになります。

host% pattr -x 8533:0x40003

---

戻り値

pattr は、終了時に以下のいずれかのコードを返します。

0

正常終了

1

エラー終了

属性

次の属性の説明については、attributes(5) のマニュアルページを参照してください。

属性タイプ	属性値
使用条件	SUNWtsu

関連項目

Trusted Solaris 7 リファレンスマニュアル

proc(4), getpattr(2), setpattr(2)

SunOS 5.7 リファレンスマニュアル

attributes(5)

Trusted Solaris 7  最終更新日 1999 年 12 月 31 日

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