名前 | 形式 | 機能説明 | オプション | 使用法 | 属性 | 関連項目 | 注意事項
adminvi テキストエディタは、制限付きでテキスト編集を行うもので、vi エディタの特殊バージョンです。adminvi は vi の機能をすべて含んでいます。例外は、 adminvi ではシェルコマンドを実行したり、コマンド行に指定したファイル以外のファイルへの書き込みができないことです。
すべてのオプションの一覧は vi(1) のマニュアルページを参照してください。vi とは異なる adminvi のオプションは次のとおりです。
必要に応じたファイル暗号化は許可されません。
強制的なファイル暗号化は許可されません。
エディタやシステムに障害が発生した際にセーブされたファイル名の一覧を作成することは許可されません。
エディタやシステムに障害が発生した際にセーブされたファイルの復元は許可されません。
ファイル名は必ず指定しなければなりません。
使用法の詳細な説明については vi(1) のマニュアルページを参照してください。
adminvi は vi コマンドの別バージョンで、:r や :so などのコマンド中のファイル名に ! 演算子やシェルメタキャラクタを使うことは抑止されます。
以下のコマンドは vi とは異なった動作をします。
シェルコマンドを実行するコマンドは許可しない
強制的暗号化コマンドは許可しない
ディレクトリを変更するコマンドは許可しない
必要に応じた暗号化コマンドは許可しない
編集中のファイルを、aadminvi コマンド行で指定された以外のファイル名に変更するコマンドが発行されたら、そのファイルを読み取り専用モードで編集する
編集用バッファを保存するコマンドは許可しない
保存した編集用バッファを復元するコマンドは許可しない
シェルを実行するコマンドは許可しない
当該コマンドは、adminvi のコマンド行で指定されたファイル名だけを受け付ける
次の属性の説明については、attributes(5) のマニュアルページを参照してください。
| 属性タイプ | 属性値 |
|---|---|
| 使用条件 | SUNWtsu |
vi(1), attributes(5)
これらのインターフェースの動作は確定されたものではありません。Trusted Solaris 環境のマイナーリリースでの変更は予定されていませんが、場合によっては変更もあります。