adornfc(3)

名前 | 形式 | 機能説明 | 戻り値 | 属性 | エラー | 関連項目

名前

adornfc- パス名の最終コンポーネントの装飾

形式

cc [flags...] file ... -ltsol [library...]


#include <tsol/mld.h>

int adornfc(char *path_name, char *adorned_name);

機能説明

adornfc() は、すでに装飾されている場合を除いて、path_name の最終コンポーネントを装飾します。path_name は、ファイルシステムオブジェクトへのパス名です。adorned_name は、修飾された path_name が置かれるバッファーへのポインタです。バッファーの長さは、MAXPATHLEN バイト以上にします。

戻り値

adornfc() は、次の値を返します。

0

成功時。

-1

不成功時。errno を設定してエラーを示します。

属性

次の属性の説明については、attributes(5) のマニュアルページを参照してください。

属性タイプ	属性値
使用条件	SUNWtsu
MT レベル	MT- 安全

エラー

adornfc() は、次の 1 つ以上の条件が真の場合には失敗します。

EACCES

path_name のパス接頭辞のコンポーネントに対して 検索アクセス権が拒否されます。

EFAULT

path_name または adorned_name が無効なアドレスを指しています。

EIO

ファイルシステムからの読み取り中に入出力エラーが発生しました。

ELOOP

path_nameの変換時に検出されたシンボリックリンクが多すぎます。

ENAMETOOLONG

パス引数の長さが PATH_MAX または MAXPATHLEN を超えています。

_POSIX_NO_TRUNC が有効になっている (pathconf(2) を参照) のに、パス名コンポーネントの長さが NAME_MAX を越えています (sysconf(3C) を参照)。

ENOENT

path_name のパス接頭辞のコンポーネントが存在しません。

ENOTDIR

path_name のパス接頭辞のコンポーネントが ディレクトリではありません。

関連項目

Trusted Solaris 7 リファレンスマニュアル

pathconf(2)

SunOS 5.7 リファレンスマニュアル

attributes(5)

Trusted Solaris 7  最終更新日 1999 年 12 月 31 日

名前 | 形式 | 機能説明 | 戻り値 | 属性 | エラー | 関連項目