Trusted Solaris ユーザーズガイド

ワークスペースの配置

「配置するワークスペース (Occupy Workspace)」コマンドと「すべてのワークスペースに配置 (Occupy All Workspaces)」コマンドには、他のコマンドよりも Trusted Solaris 環境のセキュリティ上の制約が多く加えられています。これらのコマンドを使用すると、ラベルの異なるウィンドウを 1 つのワークスペースに配置できるため、データを閲覧する際に便利です。ただし、あるラベルのウィンドウから別のラベルのウィンドウにデータを移動するには、セキュリティ管理者の許可が必要となります。

ワークスペースを配置するためのコマンドで、通常のワークスペースのウィンドウを管理役割用のワークスペースに配置することはできません。