System V IPC オブジェクトに対する任意アクセスは、ファイルアクセスとほぼ同様に、所有者、グループ、その他ユーザーのオブジェクトに対応した読み取りモードと書き込みモードに基づいて付与または拒否されます。System V IPC オブジェクトには、属性変更要求を制御する作成者のユーザーとグループのセットもあります。System V IPC オブジェクトを作成するプロセスは所有者であり、任意アクセス権ビットをあらゆる値に設定できます。任意アクセス制限と所有者制限を無効にするには、使用しているインタフェースまたは要求されているオペレーションに応じ、プロセスの有効セットに ipc_dac_read、ipc_dac_write、ipc_owner のいずれかの特権が必要です。