Trusted Solaris 7 のインストールでは、ラベルの構成は行われません (「インストールと構成」を参照)。『Trusted Solaris のラベル管理』には、ラベルに多数のコンパートメントを作成する方法が説明されています。Trusted Solaris 7 では、情報ラベルはサポートされません。
label_encodings ファイルに多数のコンパートメントを作成し、管理する方法については、『Trusted Solaris のラベル管理』で説明しています。
Trusted Solaris 7 以降のリリースでは、情報ラベル (IL) はサポートされません。Trusted Solaris ソフトウェアは、以前のリリースが動作するシステムからの通信やファイルの IL を ADMIN_LOW とみなします。
オブジェクトは今後も CMW ラベルをもち、CMW ラベルには IL[SL] のように IL 構成要素が含まれますが、IL 構成要素は ADMIN_LOW に固定されます。
その結果、Trusted Solaris 7 では次のようになります。
IL はウィンドウラベルには表示されません。SL (機密ラベル) だけが [ ] 内に表示されます。
IL は浮上しません。
オブジェクトに IL を設定しても効果はありません。オブジェクトの IL を取得すると、常に ADMIN_LOW が返されます。
一定のユーティリティ、ライブラリ関数、およびシステムコールでは IL 文字列を操作できますが、その結果の IL はどのオブジェクトにも設定できません。
機密ラベル (情報ラベルではない) が、プリンタバナーおよび本文ページに印刷されます。
label_encodings(4) ファイル内の情報ラベルに関連するオプションは無視してかまいません。
IL 関連の特権は使用できません。「承認および特権リストの変更」を参照してください。
監視機能では、ilabel トークンが記録されるときに ADMIN_LOW として記録されます。監視イベント番号 519 (AUE_OFLOAT)、520 (AUE_SFLOAT)、9036 (AUE_iil_change) は今後も予約番号ですが、これらのイベントは記録されません。