ユーザーのセキュリティ属性は、他のアカウント情報とともに tsoluser データベースに格納され、ユーザーマネージャと呼ばれるツールで管理されます。ユーザーアカウント情報は、7 つのカテゴリに分類され、ユーザーマネージャからアクセスできるダイアログボックスがカテゴリごとに用意されています。
「識別情報 (Identity)」 - ユーザーを識別する
「ホーム (Home)」 - ホームディレクトリ情報を割り当てる
「パスワード (Password)」 - パスワードの選択方法と変更条件を定義する
「ラベル (Labels)」 - ユーザーのラベル範囲とラベル表示を設定する
「プロファイル (Profiles)」 - ユーザーがアクセスできるアプリケーションと、それに対応するセキュリティ属性を判定する
「役割 (Roles)」 - 特別な権限を使用して、アカウントにユーザーアクセスを提供する
「アイドル (Idle)」 - ワークステーションがユーザー不在の状態になっている最長時間と、その経過後に取るべきアクションを設定する
役割は、ユーザーがログインした後に取得できる特別なユーザーアカウントにすぎません。1 つの役割にそれ以外の役割を割り当てることはできません。ユーザーが役割を取得する (役割になる) と、そのユーザーには別のセキュリティ属性のセットが設定されます。