Trusted Solaris 7 のインストールと構成 (Sun Enterprise 10000 版)

Trusted Solaris 3.1.1 環境へのシステム情報の入力

プラットフォームと制御ボードに名前を付けるには

インストール時に SSP 環境を復元しなかった場合は、メイン SSP に対して /opt/SUNWssp/bin/ssp_config コマンドを実行するとき、または SSP のリブート中に、システム情報の入力を求めるプロンプトが表示されます。


注意 - 注意 -

リブートするときは、SSP ワークステーションコンソールで、この節で示すメッセージを確認する必要があります。リモートログインセッションからは、これらのメッセージを確認したり、これらの手順を実行したりすることはできません。


  1. プロセッサ速度を指定します。該当する数字を入力してください。

    • 250 MHz プロセッサの場合は、1

    • 336 MHz プロセッサの場合は、2

    • 400 MHz プロセッサの場合は、3

    • 500 MHz プロセッサの場合は、4

    • それ以外のプロセッサの場合は、5 (手動でクロック値を入力)

      速度の異なるプロセッサが混在している場合は、もっとも低いプロセッサ速度に対応する数字を選択してください。選択の確認を求めるプロンプトが表示されます。

  2. この SSP がサービスを行うプラットフォームの名前を入力します。

    プラットフォーム名は、SSP ソフトウェアが Sun Enterprise 10000 ホスト全体を参照するためだけに使用する名前であり、ドメインのホスト名ではありません。ドメイン名と同じプラットフォーム名を使用しても構いませんが、それはお勧めしません。


    注 -

    starfire という語は予約語であり、プラットフォーム名に使用できません。



    注 -

    構成セッション中に入力を誤った場合は、プロンプトの終わりでエラーを訂正する機会が与えられるので、それまで続行してください。


  3. ホスト制御ボードを定義します。

    制御ボードスロットごとに、制御ボードの有無と、個々の制御ボードのホスト名を指定します (ホスト名は /etc/hosts ファイルにある)。制御ボードの IP アドレスが見つからない場合、その情報を要求するプロンプトが表示されます。2 つの制御ボードがある場合は、どちらの制御ボードが primary (アクティブ) かを質問するプロンプトが表示されます。

    このセッションの例を次に示します。


    Do you have a control board 0? (y/n)y
    Please enter the host name of the control board 0 [allxf4cb0]: xf4-cb0
    Do you have a control board 1? (y/n)y
    Please enter the host name of the control board 1 [allxf4cb1]: xf4-cb1
     
    Please identify the primary control board.
     
    Is Control Board 0 [xf4-cb0] the primary? (y/n)y
     
    Platform name     = allxf4
    Control board 0 = xf4-cb0 => 129.153.151.123
    Control board 1 = xf4-cb1 => 129.153.152.123
    Primary Control Board = 0
     
    Is this correct? (y/n)y
    

    この SSP はメイン SSP か、それともスペア SSP かを質問するプロンプトが表示されます。


    Are you currently configuring the MAIN SSP? (y/n) y
    

    アップグレードが完了すると、次のメッセージが表示されます。


    MAIN SSP configuration completed.