インストール時に SSP 環境を復元しなかった場合は、メイン SSP に対して /opt/SUNWssp/bin/ssp_config コマンドを実行するとき、または SSP のリブート中に、システム情報の入力を求めるプロンプトが表示されます。
リブートするときは、SSP ワークステーションコンソールで、この節で示すメッセージを確認する必要があります。リモートログインセッションからは、これらのメッセージを確認したり、これらの手順を実行したりすることはできません。
プロセッサ速度を指定します。該当する数字を入力してください。
250 MHz プロセッサの場合は、1
336 MHz プロセッサの場合は、2
400 MHz プロセッサの場合は、3
500 MHz プロセッサの場合は、4
それ以外のプロセッサの場合は、5 (手動でクロック値を入力)
速度の異なるプロセッサが混在している場合は、もっとも低いプロセッサ速度に対応する数字を選択してください。選択の確認を求めるプロンプトが表示されます。
この SSP がサービスを行うプラットフォームの名前を入力します。
プラットフォーム名は、SSP ソフトウェアが Sun Enterprise 10000 ホスト全体を参照するためだけに使用する名前であり、ドメインのホスト名ではありません。ドメイン名と同じプラットフォーム名を使用しても構いませんが、それはお勧めしません。
starfire という語は予約語であり、プラットフォーム名に使用できません。
構成セッション中に入力を誤った場合は、プロンプトの終わりでエラーを訂正する機会が与えられるので、それまで続行してください。
ホスト制御ボードを定義します。
制御ボードスロットごとに、制御ボードの有無と、個々の制御ボードのホスト名を指定します (ホスト名は /etc/hosts ファイルにある)。制御ボードの IP アドレスが見つからない場合、その情報を要求するプロンプトが表示されます。2 つの制御ボードがある場合は、どちらの制御ボードが primary (アクティブ) かを質問するプロンプトが表示されます。
このセッションの例を次に示します。
Do you have a control board 0? (y/n)y Please enter the host name of the control board 0 [allxf4cb0]: xf4-cb0 Do you have a control board 1? (y/n)y Please enter the host name of the control board 1 [allxf4cb1]: xf4-cb1 Please identify the primary control board. Is Control Board 0 [xf4-cb0] the primary? (y/n)y Platform name = allxf4 Control board 0 = xf4-cb0 => 129.153.151.123 Control board 1 = xf4-cb1 => 129.153.152.123 Primary Control Board = 0 Is this correct? (y/n)y |
この SSP はメイン SSP か、それともスペア SSP かを質問するプロンプトが表示されます。
Are you currently configuring the MAIN SSP? (y/n) y |
アップグレードが完了すると、次のメッセージが表示されます。
MAIN SSP configuration completed. |