N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition ご使用にあたって

ファームを更新するときにポートを追加してもデバイスが切り替わらない (4989531)

まず、1 つのインタフェースだけが接続されているデバイスが要求および割り当てられます。 その後、2 つのインタフェースが接続されているデバイスが要求されますが、割り当てられたデバイスにはインタフェースは 1 つしか接続されていないため、その要求は許可されません。 したがって、この要求を満たす新しいデバイスは割り当てられません。

回避策 1: 2 つのインタフェースが必要なくても、常に、物理的なインタフェースを 2 つともサブネットに接続します。 このように 2 番目のインタフェースを必ず接続することによって、デバイスは必ずファームに割り当てられます。 一度認識させた後は、2 番目のインタフェースを構成し直すことができます。

回避策 2: サーバーの 2 番目のインタフェースを接続した後、リソース不足のためにファームの更新が失敗した場合、、ファームの設計を以前の設計に戻し、ファーム更新要求を発行し直して、ファームをアクティブな状態にします。 ファームがアクティブな状態になった後、2 番目のインタフェースを追加したいデバイスのスナップショットを撮ります。 スナップショットを撮った後、2 番目のインタフェースを追加したいオリジナルのサーバーを削除し、削除したサーバーを新しいサーバーに交換し、そのディスクをスナップショットのイメージから初期化して、ファームを更新します。 新しいデバイスの物理的なインタフェースを 2 つともサブネットに接続して、ファーム更新要求を発行します。 これで、2 つのインタフェースが接続された新しいサーバーがファームに割り当てられます。

回避策 3: 2 番目の接続が必要なデバイスをホストしているシャーシに 2 番目のスイッチを追加します。 shelfsync コマンドを使用して、デバイスを更新します。 次に、ファーム更新要求を再発行します。

回避策 4: サーバーの2 番目のインタフェースを使用する代わりに、1 番目のインタフェース上の仮想インタフェースを使用してファームを更新します。 この回避策では、1 番目のインタフェースの帯域幅を eth0 と仮想インタフェースで共有します。