N1 Provisioning Server ソフトウェアのデータプレーンに接続性を提供するには、Cisco 3750、4503、または 6500 スイッチを使用できます。 典型的なシナリオでは、データプレーンスイッチは、プロビジョニングサーバーのギガビット VLAN 対応ネットワークインタフェースカード (NIC) と、各シャーシのスイッチポートに接続されます。 データプレーンスイッチは、任意で、外部ルーターまたはスイッチに接続できます。
これらの接続の有無、および使用されるポートの数は、実装されるネットワークトポロジに依存します。 接続の両端でのデュプレックスおよび速度は、適切に自動交渉されることを確認してください。 自動交渉されない場合、ネットワーク性能に影響することがあります。 さらに、スイッチあるいはスイッチ—ルーター接続の間の帯域幅を改善するために、複数のポートが使用されている場合、これらのポートでのリンク集合体を有効にしてください。
ログイン手順とコマンドについては、Cisco のマニュアルを参照してください。
ポートに VLAN 規則を設定する前に、VLAN はスイッチの VLAN データベースに存在する必要があります。 データプレーンスイッチにログオンして、次のコマンドを入力します。
c3750-eng1>enable Password:c3750-eng1# vlan database c3750-eng1(vlan)# vlan 1 name DefaultVlan media Ethernet state active c3750-eng1(vlan)# vlan 4 name IdleVlan media Ethernet state active c3750-eng1(vlan)# vlan 8 name ImageVlan media Ethernet state active c3750-eng1(vlan)# vlan 10 name VLAN10 media Ethernet state active c3750-eng1(vlan)# vlan 11 name VLAN11 media Ethernet state active. . . |
サーバーギガビット NIC およびシャーシ NETP0 ポートに対するデータプレーン中継接続が、VLAN 4、8、および 10 から 255 でのトラフィックを許可することを確認します。
VLAN をすべて作成したら、Control Z キーを押して、構成モードを終了します。
次に、これらの接続に含まれるポート用の構成手順について説明します。
ポートを外部スイッチまたはルーターに接続します。
dot1q 表記を使用して、タグ付きパケットを許可する中継ポートとして、これらのポートを構成します。 デフォルトでは、ポートが中継モードであれば、ほとんどの Cisco スイッチで、作成したすべての VLAN の通過が 許可されます。 ただし、この振る舞いが、使用されている外部スイッチに対して暗黙でない場合は、ポートがすべての VLAN の通過を許可するように明示的に設定してください。
たとえば Cisco 3750 および 4503 スイッチの場合、ポート GigabitEthernet 0/6 がこれを実現するためのコマンドセットは以下のとおりです。
c3750-eng1>enable Password: c3750-eng1#config term Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. c3750-eng1(config)#interface Gigabitethernet 0/6 c3750-eng1(config-if)#switchport trunk encapsulation dot1q c3750-eng1(config-if)#switchport mode trunk c3750-eng1(config-if)#^Z c3750-eng1# |
ポートをシャーシの NetP0 スイッチポートに接続します。
同様の方法で残りのポートも構成して、上記と同じコマンドを実行します。
ポートをプロビジョニングサーバーの VLAN 対応 NIC に接続します。
同様の方法でポートも構成して、手順 1 と同じコマンドを実行します。