N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition インストールガイド

用語集

backhaul

「非管理デバイス」を参照。

Control Center (CC)

Control Center ソフトウェア。

Control Center GUI

Control Center グラフィカルユーザーインタフェース。

Control Center 管理 PC

Control Center グラフィカルユーザーインタフェース (GUI) のアクセスに使用される PC。

Control Center ダイアログボックス

ダイアログを表示するために Control Center で使用される。 4 種類のダイアログがある。

  • 標準ダイアログ。 このダイアログは開いたまま、別のダイアログを開くことができる。

  • モーダルダイアログ。 ダイアログに応答しなければ、このダイアログの外部でクリックすることができない。

  • 警告ダイアログ。 ソフトウェアによって生成されるユーザーに有益なメッセージ。

  • 確認ダイアログ。 「OK」または「Cancel」をクリックする。

Control Center データベース

Control Center データベース。

FEML

「ファームエクスポートマークアップ言語 (Farm Export Markup Language)」 を参照。

FML

「ファームマークアップ言語 (Farm Markup Language)」 を参照。

N1 Provisioning Server

すべての製品ソフトウェアおよびハードウェア。Control Center およびコントロールプレーンのソフトウェアおよびハードウェアを含む。

MML

「監視マークアップ言語 (Monitoring Markup Language)」 を参照。

N1 Provisioning Server エージェント

I-Fabric 内のデバイスインタフェース構成を実行するプロセス。

SSC

「スイッチおよびシステムコントローラ」を参照。

Sun Fire Blade Platform

Sun Fire B1600 Intelligent Shelf としても知られる。 「シャーシ」も参照。

WML

「ワイヤリングマークアップ言語 (Wiring Markup Language)」 を参照。

アカウント

Control Center およびサーバーファームへのアクセスを制御する方法。 アカウントはそれに割り当てられるユーザーまたはアカウントマネージャ ログインロールを持つ。

アカウントイメージ

アカウントイメージは、特定のアカウントまたはファームに割り当てられ、ユーザーによって管理される。 アカウントイメージは、グローバルイメージのユーザー特有のカスタマイズと、アプリケーションおよびデータイメージで構成される。 「グローバルイメージ」も参照。

アカウントマネージャ

アカウントマネージャは、「ユーザー」の Control Center アクセス特権をすべて持ち、そのアカウントのほかのユーザーの作成および削除など、アカウント情報の編集を行える。 「ユーザー」および「管理者」 も参照。

イメージ

オペレーティングシステム、N1 Provisioning Server エージェントソフトウェア、任意のアプリケーションソフトウェアおよびデータの組み合わせのアーカイブ。 「配備可能イメージ」および「配備不可イメージ」も参照。

イメージアーカイブタイプ

イメージのアーカイブタイプ。 N1 Provisioning Server は、3 つのイメージアーカイブタイプをサポートする (ディスク、フラッシュ、および JumpStart)。

イメージアーキテクチャー

イメージのアーキテクチャータイプ。 N1 Provisioning Server は、2 つのアーキテクチャーをサポートする (Sun SPARC と x86)。

イメージウィザード

N1 Provisioning Server 内のコマンド行インタフェース。これを使用して、イメージの作成、アップグレード、一覧表示、インポート、更新、および削除を行える。

イメージオペレーティングシステム (イメージ OS)

イメージの基となるオペレーティングシステム。

イメージサーバー

イメージリポジトリが存在するソフトウェアまたはハードウェア (イメージサーバーが別のホストで稼動する場合)。

イメージサイズ

リソースプールサーバーにコピーされるイメージのサイズ。 イメージサイズは、常にディスクサイズ未満でなければならない。 「ディスクサイズ」も参照。

イメージ属性

特定のイメージについての、イメージ名、イメージ ID、イメージ構成ファイル、およびイメージ記述などのメタ情報。

イメージタイプ

N1 Provisioning Server は、2 つのイメージタイプをサポートする (グローバルイメージとアカウントイメージ)。 「グローバルイメージ」および「アカウントイメージ」も参照。

イメージリポジトリ

N1 Provisioning Server 環境内のイメージの集合体。

インフラストラクチャファブリック (I-Fabric)

コントロールプレーン、リソースプール、およびファブリック層のすべてのコンポーネント。

監視マークアップ言語 (Monitoring Markup Language)

任意の論理サーバーファームの監視パラメータの論理記述に使用される XML ベースの言語。

監視マネージャ(Monitoring Manager)

コントロールプレーン内のデバイスの健全性と性能を監視するプロセス。

管理 VLAN

リソースプールサーバーが負荷均衡される VLAN。

管理者

管理者は、Control Center の最高レベルのアクセス特権を持ち、I-Fabric 全体に渡って操作する。

グローバルイメージ

オペレーティングシステム (パッチおよびサービスパックを含む)、統合された N1 Provisioning Server エージェント、および特定のカスタマイズで構成されるイメージ。 グローバルイメージはマスターイメージとみなし、複製されて I-Fabric 内のほかのリソースプールサーバーで使用される。 グローバルイメージはアプリケーションを含むことがある。

構成済みイメージ

N1 Provisioning Server ソフトウェアパッケージに含まれている、基本的な構成とソフトウェアパッケージのオペレーティングシステムイメージ。

エージェント

「N1 Provisioning Server エージェント」を参照。

キューイングメカニズム

ファームの起動や更新など、すべてのファーム関連要求を処理する。

コントロールプレーン (CP)

すべての N1 Provisioning Server ソフトウェアおよびハードウェア、他社製ソフトウェアおよびハードウェア、および Oracle または Postgres データベースが含まれる。リソースプールサーバーおよびファブリック層は含まれない。

コントロールプレーンサーバー (CP サーバー)

N1 Provisioning Server ソフトウェアをホストするサーバーハードウェア。

コントロールプレーンスイッチ

コマンドなどの命令を、コントロールプレーンサーバーからほかの I-Fabric コンポーネントへの転送を管理するネットワークスイッチおよびファブリック。 「ファブリック層」も参照。

コントロールプレーンデータベース (CPDB)

コントロールプレーンデータベース。

サーバーグループ

グループ内のすべてのサーバー用にあらかじめ定義されているロールまたはイメージを関連付けることで、複数のサーバーの迅速なフレキシングを可能にする一意の論理構造。

サーバーファーム

特定のファームまたはアカウントに割り当てられたリソースプールサーバーの集合体。 「ファーム」および「論理サーバーファーム」も参照。

サーバーブレード

シャーシに装着された個々のサーバーブレードのこと。 「ブレード」も参照。

サービス VLAN

ロードバランサーからリソースプールサーバーまでトラフィックが流れる VLAN。

サービスユニット

個々の任意のデバイスを抽象化する方法。ユーティリティのようなコンピューティングサービスが可能になる。

システムコントローラ

インタフェース。スイッチおよびシステムコントローラ (SSC) ユニットの一部。 システムコントローラは、シャーシ内のすべてのデバイスの運用状態を監視する。また、シャーシ構成ソフトウェアへのコマンドラインインタフェース (CLI) を提供する。 「シャーシスイッチ」も参照。

シャーシ

Sun Fire Blade Platform または Sun Fire B1600 Intelligent Shelf としても知られる。 個々のサーバーブレードは、シャーシ内に装着される。 「ブレードシステムシャーシ」も参照。

シャーシスイッチ

スイッチおよびシステムコントローラ (SSC) ユニットの一部である Ethernet スイッチ。 シャーシスイッチは、サーバーブレードへのアクセスを制御する。 「システムコントローラ」も参照。

スイッチおよびシステムコントローラ (SSC)

シャーシスイッチおよびシステムコントローラを含むシャーシのコンポーネント。 シャーシスイッチは、サーバーブレードへのアクセスを制御する。 システムコントローラは、シャーシ内のすべてのデバイスの運用状態を監視する。また、シャーシ構成ソフトウェアへのコマンド行インタフェース (CLI) を提供する。 「シャーシスイッチ」および「システムコントローラ」も参照。

ストレージマネージャクライアント (STMC)

ファームマネージャがストレージ機能にアクセスするために必要なインタフェース。

スナップショット

ディスクの内容のイメージ。

自動プロビジョニング

一意で、複雑で、安全なコンピューティング環境を手動介入なしで、ほぼリアルタイムで構築できる機能。 自動プロビジョニングには、電源投入、リソースプールサーバーの構成、ロードバランサーおよびネットワークトポロジの構成などが含まれる。

状態

可変属性、構成、またはコンテンツに基づく、サーバーまたはサーバーファームの状況。 「ファームライフサイクル」も参照。

スクラビング (scrubbing)

複数の 1s または 0s でメモリーを上書きする処理。以前デバイスに格納されていたデータの復元を不可にする。 リソースプールサーバーは、リソースプールに戻される前に N1 Provisioning Server ソフトウェアによってスクラビングされる。

セグメントマネージャ (Segment Manager)

I-Fabric のアクティビティを制御し調整するプロセス。

ターミナルサーバー

リソースプールのサーバーにシリアル接続を提供するネットワークデバイス。

ディスクコントローラタイプ

IDE または SCSI などのディスクに使用されるディスクコントローラタイプ。 この情報は、image コマンドで操作する場合に使用される。

ディスクサイズ

グローバルイメージまたはアカウントイメージをコピーするリソースプールサーバーディスクのサイズ。

データ VLAN

仮想 IP が存在する VLAN。

データプレーン

I-Fabric 内でデータ転送に使用されるスイッチなどのネットワークハードウェア。 「ファブリック層」も参照。

データプレーンスイッチ

I-Fabric 内でイメージなどのデータ転送を管理する。 「ファブリック層」も参照。

デバイス識別番号 (DEVID)

I-Fabric 内の 1 個の装置に割り当てられる一意の識別子。

電源コントローラ

リソースプール内の電源を提供および管理するネットワークデバイス。

ネットワークの仮想化

XML ベースのマークアップ言語を使用して、物理的な I-Fabric ネットワークのデジタルマップの作成を可能にする概念。 「FML」、「FEML」、「MML」、および「WML」も参照。

ハードウェア抽象化層 (HAL)

ハードウェアデバイスへのアプリケーションプログラミングインタフェース (API)。

配備可能イメージ

リソースプールサーバーへの配備のために妥当性が確認されている、イメージリポジトリ内のイメージ。

配備不可イメージ

リソースプールサーバーへの配備の妥当性が確認されていないイメージリポジトリ内のイメージ。

非管理デバイス

N1 Provisioning Server ソフトウェアによって公式にサポートされていない Ethernet 対応デバイス。ただし、I-Fabric 内のほかの Ethernet デバイスからは可視。 ルーター、ネットワーク接続ストレージ (NAS) デバイスは、非管理デバイスになる。

ファーム

特定のアカウントに割り当てられるリソースプールサーバーの集合体。 「サーバーファーム」および「論理サーバーファーム」も参照。

ファームエクスポートマックアップ言語 (Farm Export Markup Language)

論理サーバーファームのインポートとエクスポートに使用される XML ベースの言語。

ファーム状態

ファームライフサイクルは、さまざまな状態によって定義される。 ファームの状態は、Control Center GUI の State Diagram アイコンでグラフィカルに表示される。 「ファームライフサイクル」も参照。

ファームマークアップ言語 (Farm Markup Language)

ファームの論理記述を提供するために使用される XML ベースの言語。

ファームマネージャ (Farm Manager)

サーバーファームに関連するアクティビティを監視し管理するプロセス。

ファーム要素。

Control Center GUI 内での I-Fabric コンポーネントのグラフィカル表現。

ファームライフサイクル

ファームライフサイクルには、設計、プロビジョニング、使用、最終的にリソースプールへのデバイスの返却が含まれる。 これらのライフサイクルイベントはさまざまなファーム状態ごとに、Control Center またはコマンド行で追跡される。 以下に、可能なファーム状態の例を示す。

  • 設計。 新しいファームが作成されているが、まだサブミットされていない。

  • 保留中。 ユーザーが、承認と起動のためにファームをサブミットした。

  • アクティブ。 ファームは起動され、実行中である。

  • 待機。 すべてのファーム要素は、リソースプールに返される過程にある。

  • 非アクティブ。 ファームは非アクティブになり、すべてのハードウェアリソースはリソースプールに返される。

ファブリック層

ファブリック層は、I-Fabric 内のネットワーキングファブリックおよびスイッチで構成され、コントロールプレーンによって制御され管理される。

フェイルオーバー

現在アクティブなサーバー、システム、またはネットワークで障害または異常終了が生じた場合に、自動的に冗長または待機サーバー、システム、ネットワークに切り替えるプロセス。

ブレード

シャーシ内に装着された個々のサーバーブレード。 「サーバーブレード」も参照。

ブレードシステムシャーシ

Sun Fire Blade Platform または Sun Fire B1600 Intelligent Shelf としても知られる。 個々のサーバーブレードは、シャーシ内に装着される。 「シャーシ」も参照。

フレキシング (Flexing)

アクティブなサーバーファームに、さまざまな変更を加えること。 変更には以下のものが含まれる。

  • 構成の編集。

  • 新規要素の追加。

  • サーバーまたはサーバーグループのサイズ変更。

  • サーバーまたはサーバーグループの追加または削除。

プロビジョニング

N1 Provisioning Server ソフトウェアを使用して、論理サーバーファームの容量を追加または削除できる機能。

変更可能イベント

顧客に請求できる N1 Provisioning Server 環境内で生じるイベント。

メッセージリポジトリ

N1 Provisioning Server 環境内のメッセージの集合体。 Monitoring Manager は、メッセージをメッセージリポジトリに転送します。

メッセージング

N1 Provisioning Server ソフトウェアが提供するメッセージ経路指定フレームワーク。ファーム関連メッセージおよび監視関連メッセージを CPDB 上の中央リポジトリまたは外部 NMS に送信する。 3 種類のメッセージが生成される。

  • 情報メッセージ

  • ファームメッセージ

  • 請求メッセージ

ユーザー

Control Center GUI で、最も低いアカウントログインレベル。

ユーザーグループ

自動メッセージングのために、ユーザーをグループ化する Control Center の機能。

ライフサイクル

「ファームライフサイクル」を参照。

ロードバランサー

サーバーファーム内で負荷均衡タスクを実行するサーバーブレード。 「負荷均衡ブレード」も参照。

ロックアウト

ユーザーが、構成可能な分数内に構成可能な回数のログイン試行に失敗すると、Control Center アクセスからロックアウトされる。

論理サーバーファーム

特定のファームまたはアカウントに割り当てられたリソースプールサーバーの集合体。 「サーバーファーム」および「ファーム」も参照。

リソースの仮想化

XML ベースのマークアップ言語を使用して、I-Fabric 内の物理リソースのデジタルマップの作成を可能にする概念。 「FML」、「FEML」、「MML」、および「WML」も参照。

リソースプール

サーバーファームへのプロビジョニングが可能な未使用デバイスの供給。

リソースプールサーバー

リソースプール内のハードウェアサーバー。

ワイヤリングマークアップ言語 (Wiring Markup Language)

I-Fabric の物理配線および構成の論理的な記述に使用する XML ベースの言語。