Solaris Container Manager 1.1 インストールと管理

プロジェクトの有効化と無効化

プロジェクトが定義済みまたは無効な状態のときは、プロジェクトのリソース境界は適用されません。リソース境界を適用するには、プロジェクトを有効にする必要があります。また、この制限を適用しない場合は、プロジェクトを無効にする必要があります。有効なプロジェクトを無効にしても、設定したリソース境界は失われません。詳細は、「プロジェクトの状態」を参照してください。

ホストに関連付けウィザードで、既存のコンテナを使用して有効なプロジェクトを新規に作成できます。無効なプロジェクトを有効にするか、有効なプロジェクトを無効にするには、ボタンを使用します。

Procedureプロジェクトを有効にする

手順
  1. Container Manager の GUI が開いていない場合は、「Container Manager の GUI を起動する」に従って起動します。

  2. コンテナ表示で、コンテナの名前を選択します。

    コンテナがグループに含まれる場合は、ナビゲーションウィンドウでそのグループを選択して右側の区画にコンテナを表示します。

  3. 右側の区画で「ホスト」タブを選択します。

    「このコンテナに関連付けられたホスト」表が表示されます。選択したコンテナに現在関連付けられているすべてのホストが表に表示されます。

  4. 「ホストに関連付け」ボタンをクリックします。

    ホストに関連付けウィザードが表示されます。

    ホストに関連付けウィザードの画面
  5. ウィザードの指示に従い、ホスト名を入力するか、該当するホストを検索します。

Procedure無効なプロジェクトを有効にする

手順
  1. Container Manager の GUI が開いていない場合は、「Container Manager の GUI を起動する」に従って起動します。

  2. ホスト表示で、コンテナが関連付けられているホストを選択します。

  3. 右側のパネルで「プロジェクト」を選択します。

    このホストに関連付けられているすべてのプロジェクトを示す表が表示されます。

  4. 「有効にする」ボタンを使用可能にするには、有効にするプロジェクトのチェックボックスを選択します。

  5. (省略可能) プロジェクトのプロパティを表示し、変更します。

    1. 表の「プロジェクト名」列でプロジェクト名をクリックします。

      「プロパティ」タブが表示されます。

    2. (省略可能) プロジェクトのリソース予約を変更し、「保存」をクリックします。

    詳細は、「コンテナおよびプロジェクトの変更」を参照してください。

  6. 「有効にする」ボタンをクリックします。

    プロジェクトが有効になり、カーネルによってリソース境界が適用されます。

Procedure有効なプロジェクトを無効にする

手順
  1. Container Manager の GUI が開いていない場合は、「Container Manager の GUI を起動する」に従って起動します。

  2. ホスト表示で、プロジェクトが関連付けられているホストを選択します。

  3. 右側のパネルで「プロジェクト」を選択します。

    このホストに関連付けられているすべてのプロジェクトを示す表が表示されます。

  4. 「無効にする」ボタンを使用可能にするには、無効にするプロジェクトのチェックボックスを選択します。

  5. (省略可能) プロジェクトのプロパティを表示し、変更します。

    1. 表の「プロジェクト名」列でプロジェクト名をクリックします。

      「プロパティ」タブが表示されます。

    2. (省略可能) プロジェクトのリソース予約を変更し、「保存」をクリックします。

    詳細は、「コンテナおよびプロジェクトの変更」を参照してください。

  6. 「無効にする」ボタンをクリックします。

    プロジェクトが無効になり、カーネルによってリソース境界が適用されなくなります。