Container Manager の GUI が開いていない場合は、「Container Manager の GUI を起動する」に従って起動します。
ナビゲーションウィンドウで「ホスト」タブを選択してホスト表示を選択します。
ホストのリストがナビゲーションウィンドウに表示されます。
Solaris 10 のホストを選択します。
「ゾーン」タブを選択します。
「新規ゾーン」ボタンをクリックします。
「新規ゾーン」ウィザードが表示されます。
各フィールドに、ゾーン名、ゾーンのホスト名、ゾーンパス、IP アドレス、およびネットワークインタフェースの適切な値を入力します。
ゾーンのホスト名は、仮想ホストとしてのゾーンの一意の名前です。ホスト名やマシン名ではありません。
ゾーンパスは、ルート (/) ディレクトリを基準とした絶対パスです。
「ゾーンのパス」フィールドに指定したディレクトリが存在する場合は、ルートディレクトリのアクセス権が 700 でなければ、ゾーンは作成されません。
「ゾーンのパス」フィールドに指定したディレクトリが存在しない場合は、Solaris Container Manager によってこの名前のディレクトリが作成され、ルートディレクトリに 700 のアクセス権が割り当てられます。
各ゾーンには、ゾーンが「インストール済み」の状態から「準備完了」の状態に移行したときにネットワークインタフェースを設定できます。
(省略可能) システムの再起動時にゾーンを自動的に再起動するには、「有効」チェックボックスを選択します。
root ユーザー名を入力します。
(省略可能) 「ロケール」、「端末の種類」、「ネームサービス」、および「タイムゾーン」の各リストで適切な値を選択します。
ロケールは、このゾーンで使用する言語です。
端末の種類は、端末の種類です。
ネームサービスは、ホスト名と IP アドレス間の変換を行います。
タイムゾーンは、ゾーンのタイムゾーンです。
ゾーン用のリソースプールを選択します。
「CPU シェア数」フィールドと「プロジェクトの CPU シェア数」フィールドに適切な値を入力します。
「CPU シェア数」フィールドには、リソースプールからこのゾーンに割り当てる CPU シェア数を指定します。この数は、リソースプールで使用可能な CPU シェア数以下である必要があります。
「プロジェクトの CPU シェア数」フィールドには、ゾーン内のプロジェクトに割り当てる CPU シェア数を指定します。
(省略可能) IPQoS (IP quality of service) 機能の最小の入力帯域幅と出力帯域幅を入力します。
ゾーンの追加属性を設定するかどうかを選択します。
ゾーンの追加属性を設定する場合は、「はい」を選択して「次へ」をクリックします。
このゾーンの追加 IP アドレスを入力し、適切なネットワークインタフェースを選択します。
このゾーンに設定するデバイスディレクトリを入力します。
このゾーンにマウントする追加ファイルシステムの詳細を入力します。
このゾーンが大域ゾーンと共有するパッケージソフトウェアがあるディレクトリを入力します。
ゾーンの追加属性については、『Solaris のシステム管理 (Solaris コンテナ : 資源管理と Solaris ゾーン)』の「ゾーン構成データ」を参照してください。
設定を確認し、「完了」をクリックして変更内容を保存します。
ゾーンの追加属性を設定しない場合は、「いいえ」を選択して「次へ」をクリックします。
設定を確認し、「完了」をクリックして変更内容を保存します。
ゾーン表に、新規ゾーンの情報が追加されます。ゾーンを作成すると、「未完了」の状態になります。大域ゾーンから特定のパッケージを継承したら、ゾーンは「稼働」の状態に変わります。