Container Manager の GUI が開いていない場合は、「Container Manager の GUI を起動する」に従って起動します。
ナビゲーションウィンドウで左側のタブをクリックしてホスト表示を選択します。
ホストのリストがナビゲーションウィンドウに表示されます。
ホスト名を選択します。
右側の区画に「リソースプール」表が表示されます。
「新規リソースプール」ボタンをクリックします。
「新規リソースプール」ダイアログが表示されます。ホスト上の CPU の総数と使用可能な CPU 数が表示されます。
ダイアログは、オペレーティングシステムによって異なります。Solaris 10 のホストを使用している場合は、オプションが多くなります。
「リソースプール名」フィールドに新規プールの名前を指定します。
(Solaris 8 と 9 のみ) プールの CPU 数を指定します。
この数値は、「使用可能な CPU 数」フィールドの数値以下の整数である必要があります。
タイムシェア (TS) スケジューラまたは公平配分スケジューラ (FSS) を選択します。
スケジューラについては、「公平配分スケジューラ (FSS)」および「タイムシェアスケジューラ (TS)」 を参照してください。
CPU シェアの総数を入力します。
CPU シェアの総数は、プールのリソースの割合をプロジェクトに割り当てる基本単位で、整数である必要があります。たとえば、プールに 100 CPU シェアを割り当てた場合、プールの 50 シェアを 1 つのプロジェクトに、20 シェアを別のプロジェクトに、30 をさらに別のプロジェクトに割り当てることができます。
(Solaris 10 のみ) 最大と最小の CPU 予約数を入力します。
最小 CPU 予約数は、プールに必要な最小 CPU 数です。最大 CPU 予約数は、プールに割り当てることができる最大 CPU 数です。
最小 CPU 数は、(CPU の総数) - (ほかのプールの最小 CPU 数) です。最大 CPU 数に制限はありません。
動的リソース割り当てについては、『Solaris のシステム管理 (Solaris コンテナ : 資源管理と Solaris ゾーン)』を参照してください。
(Solaris 10 のみ - 省略可能) プールの動的割り当ての局所性を設定します。
「なし」は、ボード上の CPU の物理位置を考慮しないことを指定します。
「疎」は、ボード上の CPU の物理位置を考慮することを指定します。
「密」は、CPU がローカル、つまりプールに割り当てられた最初の CPU と同じボード上にある必要があることを指定します。
(Solaris 10 のみ - 省略可能) 使用状況の目標を設定します。
次のオプションがあります。
「次の値より大」フィールドまたは「次の値より小」フィールドに 0 〜 100 の間の整数を入力するか、両方のフィールドに入力して範囲を指定します。
「近似値」フィールドに 0 〜 100 の間の整数を入力します。
「了解」をクリックして、変更を保存します
「リソースプール」表に、新規プールの情報が追加されます。