<componentRefList> 要素は <component> 要素の子であり、当該コンポーネントによって参照されるコンポーネントの一覧を指定します。 この要素は、<resourceRef> 要素と併用はできません。 この要素およびその子の構成可能属性は、component 置換変数を参照できます。
コンポーネントが複合コンポーネントから派生する場合、あるいは <resourceRef> 要素を含まない非派生コンポーネントである場合、そのコンポーネントは複合コンポーネントと見なされます。 派生コンポーネントが複合コンポーネントから派生している場合、その派生コンポーネントに含めることができるのは <componentRefList> 要素だけです。
名前 |
型 |
必須 |
構成可能 |
説明 |
---|---|---|---|---|
modifier |
FINAL |
いいえ |
不可 |
リストの修飾子 (詳細は下記) |
<componentRefList> 要素の「modifier」属性は、リストの優先指定要件を指定します。 指定する場合、値は FINAL でなければなりません。
FINAL の場合、派生コンポーネントは新しい <componentRef> 要素を宣言できません。
指定しない場合、派生コンポーネントは新しい <componentRef> 要素を追加できます。
どちらの場合も、派生コンソールは <type> 要素と非最終継承 <componentRef> 要素を無効にできます。 ベースコンポーネントの componentRefList 修飾子が最終である場合、派生コンポーネントの componentRefList 修飾子も最終である必要があります。
<componentRefList> 要素の最終修飾子は、含まれる各 <componentRef> も最終 であることを意味するわけではありません。
名前 |
数 |
説明 |
---|---|---|
type |
0 または 1 |
すべての参照先コンポーネントがインスタンスとなるべき型を指定する。 指定しないと、参照先コンポーネントは任意の型になる |
componentRef |
0 以上 |
コンポーネント参照 |
デフォルトでは、派生コンポーネントはそのベースコンポーネントの <componentRefList> 要素コンテンツを継承します。 派生コンポーネントが <componentRefList> を宣言する場合、そのコンテンツはベースコンポーネントのコンテンツと完全に結合されます。 派生コンポーネントは、新しい <componentRef> 要素を宣言することで継承された要素を無効にできますが、ベースコンポーネントによって宣言された要素を削除することはできません。
派生コンポーネントは、その <componentRefList> 内の <type> を宣言し直すことによって、親コンポーネントの <componentRefList> によって宣言されている <type> 要素を無効にできます。 この場合、無効にされる型は本来の型のインスタンスであるか、あるいは本来の型が指定されていない状態でなければなりません。 さらに、すべての参照先コンポーネント (ベースコンポーネントから継承されるものを含め) は無効にされる型のインスタンスでなければなりません。