N1 Service Provisioning System 4.1 リファレンスガイド

source transform 子要素

<source> 要素は <transform> 手順の子であり、入力ファイルに適用する変換が入っている、対象ホスト上の外部ファイルを指定します。 各 <transform> 要素の子として指定できるのは <source> 要素 1 つであり、ほかの子要素と併用はできません。


注 –

指定されたソースファイルに対して <transform> 手順の一部として config 生成が行われることはありません。 しかし、指定されたソースファイルが、コンポーネントインストールの一部として配備された config 型のリソースファイルである場合はあります。このようなケースでは、ソースファイルに含まれる置換変数は、通常、ソースファイルが配備された際に置換されています。


source 要素属性

名前 

型 

必須 

構成可能 

説明 

type 

次の 1 つ:  

PERL  

XSLT 

はい 

不可 

指定されたファイル内に含まれる変換のタイプ (詳細は下記)  

name 

文字列 

はい 

可能 

変換を含む、対象ホスト上のファイルの名前。 指定されたファイルのコンテンツは、「type」属性で定義された型に一致する必要がある。 この名前は、ディレクトリ要素として zip アーカイブを含むことはできない  

source 要素の type 属性

<source> 要素の「type」属性は、指定されたファイル内に含まれる変換の型を指定します。

値「PERL」は、<subst> 要素による変換に似た Perl5 ベースの変換を示します。 この場合、指定されるファイルは以下のような形式をとる必要があります。


<?xml version='1.0'?>
<transform>
	<subst match=”127\.0\.0\.(\d+)” replace=”10.10.0.$1” />
</transform> 

Perl 型の外部変換ファイルは、任意の数の <subst> 要素を含むことができます。

値「XSLT」は XSLT 変換を示します。 この場合、指定されたファイルには、ネームスペース「http://www.w3.org/1999/XSL/Transform」で定義されているように、標準の XSLT バージョン 1.0 変換が含まれます。 XSLT <stylesheet> 要素しか許可しないインライン変換と異なり、外部ソースファイルに含まれる XSLT 変換は XSLT 仕様の節 2.3 で説明しているように任意の有効な最上位 XSLT 変換要素 (<stylesheet>、<transform>、単純化された XSLT 構文など) を含むことができます。