N1 Service Provisioning System 4.1 ユーザーガイド

N1 Service Provisioning System ソフトウェア のソリューション

N1 Service Provisioning System ソフトウェア はエンタープライズクラスのソフトウェアプラットフォームで、データセンターにおけるアプリケーションの配備、設定、および分析を自動化します。 プロビジョニングソフトウェア は、次の要素に対してオブジェクト指向のアプローチを適用します。

このオブジェクト指向のアプローチにより、コンポーネントがアクションの対象になるたびに、アプリケーションコンポーネントに関するすべての情報が自動的に考慮されるようになります。 このような一貫性により、データセンターでの処理がより正確になり、エラーも発生しにくくなります。 アプリケーション認識、つまりアプリケーションの全体としての必要に対する知識により、IT オペレーターはアプリケーションとデータセンターの処理を極めて高度に制御することができます。

N1 Service Provisioning System ソフトウェア には、次の機能があります。

N1 Service Provisioning System ソフトウェア は、企業全体のコンピュータ環境を管理するタスクを簡単かつ素早く行えるようにできる、すべての範囲の機能を提供します。

プロビジョニングソフトウェア は、次の機能を実現しています。

自動配備

パッケージアプリケーションとカスタムアプリケーションの配布、設定、および起動を含む、配備プロセスのエンドツーエンドでの自動化。

差分配備

大規模コンテンツディレクトリの増分のみの配布を実現することによる、配備の大幅なスピードアップと増分ディレクトリ更新の最適化。

配備のシミュレーション

配備前に、配備を成功させるための主要な要件が完備していることを確認するための、完全なシミュレーション。

動的設定

対象環境のためのアプリケーション設定をリアルタイムに作成することにより、配備時に柔軟性が実現されます。

依存性の管理

ダウンタイムの原因になるエラーを防止し、オペレーションチーム全体でベストプラクティスを 活用するための、配備のシミュレーション時にチェックされるアプリケーション依存性情報をコード化する機能。

アプリケーションの比較

アプリケーション設定の差分を追跡し、サーバーへの不正な変更を特定する機能により、アプリケーションエラーの根本原因の分析に必要な時間が短縮されます。

バージョン管理

参照および再構築に使用し、以前の状態へのロールバックを自動化するための、配備および設定の全データを追跡する中央リポジトリ。

ログ記録とレポート

すべてのアプリケーションと管理対象サーバーの全体でシステムにより行われたあらゆるアクションを詳細にログに記録することで、各サーバーに対して 行われたあらゆる変更の完全な監査履歴が提供されます。

Windows のネイティブでのサポート

COM+ コンポーネントに関しては、COM+ コンポーネントを Interactive User または特定の User および Password のいずれかとしてインストールする場合でも、XML を編集する必要はありません。

Windows システムの再起動

多くのアプリケーションでは、ソフトウェアのインストール時またはインストール後にサーバーを再起動する必要があります。 プランには、Microsoft Windows サーバーを再起動できる手順が含まれています。