N1 Service Provisioning System 4.1 ユーザーガイド

ユーザーアカウント

N1 Service Provisioning System ソフトウェア は、ユーザーアカウントを使用してアクセスを制限し、監査トレールを実現します。 アプリケーションを使用するには、すべてのユーザーはログインする必要があります。 Master Server には、単一のデフォルトのアカウントである admin が含まれています。 その他すべてのアカウントはユーザー定義可能です。

admin ユーザーアカウント

このデフォルトのアカウントは プロビジョニングソフトウェア への初期アクセスを実現し、システム管理者が使用します。 このアカウントのユーザー名は admin で、パスワードも admin です。

admin としてログインすると、そのアカウントのパスワードを変更できます。また、ユーザーアカウントとユーザーグループを設定することができます。


注 –

権限のないユーザーがこのアカウントにアクセスすることを防止するため、この admin アカウントのデフォルトのパスワードは必ず変更してください。


その他のユーザーアカウント

ユーザーアカウントを設定する際には、全ユーザーが独自のアカウントを所有するか、ユーザーグループがある特定のアカウントを共有するかを決定する必要があります。 組織によっては、職務に応じてユーザーアカウントを作成し、ユーザーの職務に基づいてユーザーにログインアカウントを与える方が単純になる場合があります。 たとえば、管理タスクを実行する全ユーザーは、admin アカウントを共有することができます。 プロビジョニングソフトウェア は、どのユーザーによりどのような処理が行われたかの履歴を維持するため、各ユーザーに固有のアカウントを付与することで、監査の追跡を改善させることができます。

ユーザーグループオブジェクトには次の属性があります。

「User」

ユーザーアカウントに名前を付ける、ユーザー定義可能なテキスト文字列です。

「Password section」

ここでは、パスワードが設定されているかどうかが表示されます。また、パスワードの設定または変更を行うことができます。

「Member of User Groups」

1 つまたは複数のユーザーグループとの間で、現在選択されているユーザーアカウントの追加または削除を行うことができます。

「Net Permissions for User」

現在選択されているユーザーアカウントに付与されているアクセス権が表示されます。 これらのアクセス権は、ユーザーがメンバーとして属する 1 つまたは複数のユーザーグループに基づいて付与されます。

「Other」

ユーザーアカウントを非アクティブ状態にして、非表示にすることができます。 ユーザーアカウントは削除できないため、プロビジョニングソフトウェア では古いアカウントを非アクティブ状態および非表示にすることができます。