N1 Service Provisioning System 4.1 ユーザーガイド

「Compasirons」ユーザーインタフェース

「Comparisons」ページ

「Comparisons」ユーザーインタフェースを使って、比較の結果を作成、実行、表示できます。

このページには、コンポーネントの一覧のフィルタリングや並べ替え基準の選択に使用するコントロールがあります。 「Comparison」カラムの上には、一覧を昇順または降順で並べ替えることができる青色の矢印をがあります。

「Comparison」

比較オブジェクトを指定するユーザー定義可能なテキスト文字列。 デフォルトでは、コンポーネント名のアルファベット順で一覧表示されます。 プランのヘッダー領域の並べ替えアイコンをクリックすることにより、並び順を昇順または降順で並べ替えることができます。

「Description」

比較オブジェクトについて説明するユーザー定義可能な任意のテキスト文字列。 この属性はプロビジョニングソフトウェアによっては使用されませんが、ユーザーに有意義な情報を提供できます。

「Action」

比較の結果の作成、表示または詳細表示するその他の比較関連ページにジャンプするリンク。

「Actions for Checked Plans」

この領域から、チェックマークの付いている 1 つまたは複数のプランからカテゴリを削除したり、カテゴリを追加したりできます。

「Comparisons Details」ページ

比較の 3 種類のタイプ別に、異なった「Comparisons Details」ページが用意されています。

M-M 比較の「Comparisons Details」ページ

「Comparison」

比較オブジェクトの名前を表示します。

「Category」

「Comparisons」リストにフィルタを適用するために使用するユーザー定義可能なオブジェクト。 カテゴリは、「Administrative」ページから「categories」ページにアクセスして作成します。 プランへのカテゴリの適用は、「plans」ページで行います。 「Apply Categories...」をクリックしてカテゴリを作成する方法もあります。

「Description」

比較オブジェクトについて説明するユーザー定義可能な任意のテキスト文字列。 この属性は プロビジョニングソフトウェア では使用されませんが、ユーザーにとって有用な情報を提供するという点で重要です。

「Style of Comparison」

比較のタイプを選択します。

「Model to Model」

モデルとモデルの比較を実行するようにユーザーインタフェースを設定します。

「Model to Install」

モデルとインストールの比較を実行するようにユーザーインタフェースを設定します。

「Install to Install」

インストールとインストールの比較を実行するようにユーザーインタフェースを設定します。

「Reference Host」

比較の際参照モデルとして使用するホストモデルを指定します。

「Comparison Host」

参照ホストのモデルと比較するホストを指定します。

「Limits」

プロビジョニングソフトウェア が比較処理を完了するまでの制限時間を設定します。 インストールのスナップショットの作成時、ある種の問題により、プロビジョニングソフトウェア が永続的に待ち状態になる場合があります。 プロビジョニングソフトウェア が比較処理を終了しなくなった場合、この機能を使ってタイムアウトにすることができます。

ボタン

これらのボタンの 1 つをクリックすることで、以下の機能のうちの 1 つを開始します。

「Save」

比較を現在の名前で保存します。

「Save As」

比較を別名保存します。

「Save & Run」

比較を現在の名前で保存し、比較を実行します。

「Previous Results」

以前の比較の結果を表示します。

「Delete」

比較を削除します。

「Cancel」

変更内容を保存しないで「Comparisons」ページに移動します。

M-I 比較の「Comparisons Details」ページ

この比較では、インストールの現在の状態を前回の良好な状態と比較、検証すること ができます。

変更されるのはモデル参照と比較オブジェクトの領域だけなので、以下では「Comparisons」ページの異なっている部分のみを紹介します。

「Scope」

比較の範囲をホストセット、ホスト、コンポーネントのいずれかに制限するプルダウンメニュー。

「Host Set」 - このページの次のフィールドを変更して、比較するホストセットを選択します。 すると、指定されたホストセットの前回の状態と現在の状態が比較されます。

「Host」 - このページの次のフィールドを変更して、比較するホスト名を入力します。 すると、指定されたホストの前回の状態と現在の状態が比較されます。

「Component」 - このページの次のフィールドを変更して、比較するホスト名とコンポーネントパスを入力します。 すると、指定されたコンポーネントの前回の状態と現在の状態が比較されます。

「Directories & Files to Ignore During Comparison」

この比較処理中に無視する項目を指定します。 この機能によって、比較時に障害が発生するのを防ぎながら、ログファイルなどの変更を調整できます。

I-I 比較の「Comparisons Details」ページ

この比較では、インストールの現在の状態とその他の良好なインストールを比較、検証することができます。

変更されるのはモデル参照と比較オブジェクトの領域だけなので、以下では「Comparisons」ページの異なっている部分のみを紹介します。

「Reference Host」

比較時に参照モデルとして使用するホストを指定します。 2 番目のフィールドには、比較を階層型のファイル構造内のどの位置に制限するかを指定します。 ツリー構造のトップを指定した場合、ホスト全体が評価されます。

「Comparison Host」

参照ホストのモデルと比較するホストを指定します。 2 番目のフィールドには、比較を階層型のファイル構造内のどの位置に制限するかを指定します。

「Options」

ホストのスナップショットを作成する際のパラメータの一部を定義します。

「Include All Sub-Directories in Comparison」 — 親ディレクトリ内のすべてのサブディレクトリが再帰的にたどられます。

「Follow Symbolic Links Found in Directories」 — シンボリックリンクの解決により、リンク先が有効であるかどうかが確認されます。

「Include Temporary Files Generated by Scripts During Comparison」 — スクリプトの実行によって生成されたすべてのレガシーファイルを比較対象に含めます。 この機能では、特定のスクリプトが比較対象のすべてのホスト上で実行されたかどうかを検証することができます。

「Directories & Files to Ignore During Comparison」

この比較処理中に無視する項目を指定します。 比較時に障害が発生するのを防ぎながら、ログファイルなどの変更を調整できます。