N1 Service Provisioning System 4.1 ユーザーガイド

Procedure比較処理中に無視するディレクトリまたはファイルの選択

ホストとリポジトリ内のモデルを比較する場合、またはホスト上の 2 つのディレクトリを単純に比較する場合は、詳細レベルと比較するホスト、コンポーネント、リソースについて記述したあと、比較対照から除外するファイルやディレクトリのセットを定義することができます。 この措置は、重要でない相違が特定のリソースに多数含まれていることがわかっている場合に行います。 これらの定義を保存し、別の比較定義で再利用することができます。

無視するディレクトリまたはファイルを指定するには、次の手順に従ってください。

手順
  1. 無視するディレクトリまたはファイルの名前を入力します。または、ワイルドカード (*) を使って、無視するディレクトリまたはファイルを指定します。

    たとえばすべてのログファイルを無視したい場合、*.log と指定します。


    注 –

    ワイルドカードを使用する場合も使用しない場合も、ファイル名までの完全なパターンを指定する必要があります。ディレクトリレベルまでしか指定しないと、そのディレクトリ内のファイルは比較対象から除外されません。除外するには、末尾に * を追加する必要があります。 たとえば /usr/apache/logs 内のすべてのファイルを比較対象から除外する場合、 /usr/apache/logs* と指定します。


  2. 「Add」をクリックします。

    指定した内容が無視するディレクトリとファイルの一覧の下部に追加されます。

    「Ignore」チェックボックスはデフォルトでオンになっています。したがって、システムの比較時にこのディレクトリやファイルは考慮されません。

    その後の比較でこの除外規則を削除したい場合は、「Ignore」チェックボックスをオフにします。