N1 Service Provisioning System ソフトウェア は、データセンター環境に適合し、すでに配置されているシステムの管理、監視、および制御を補完するよう設計されています。
多くのインターネットデータセンターに見られるハードウェアとソフトウェアの多様性を認識し、プロビジョニングソフトウェア はクロスプラットフォームサポートを念頭に置いて設計されています。 標準的な通信プロトコル (HTTP、HTTPS、SSH、および TCP/IP) と標準のファイル形式およびプレゼンテーション形式 (HTML および XML) を使用し、標準的なアプリケーションアーキテクチャー (J2EETM および .Net) と連携します。 アプリケーションが UNIX ベースであるか Windows であるかに関係なく、すべてのアプリケーションを管理するための標準ベースのシステムをデータセンターに提供します。
N1 Service Provisioning System ソフトウェア の Master Server は、次のオペレーティングシステムが稼働するシステムにインストールできます。
Solaris 8、Solaris 9
Red Hat Linux 7.2、7.3、8.0 および Red Hat Advanced Server 2.1
Microsoft Windows 2000 Server および Microsoft Windows 2000 Advanced Server
N1 Service Provisioning System ソフトウェア の Remote Agent、Local Distributor、および CLI Client は、次のオペレーティングシステムが稼働するシステムにインストールできます。
Solaris 2.6、Solaris 7、Solaris 8、Solaris 9
Red Hat Linux 7.2、7.3、8.0 および Red Hat Advanced Server 2.1
IBM AIX 4.3.3、5.1、5.2
Microsoft Windows 2000 Server および Microsoft Windows 2000 Advanced Server
システム要件の詳細については、『N1 Service Provisioning System 4.1 インストールガイド』を参照してください。
次の表に、HTML ユーザーインタフェースに関する Web ブラウザの要件の概要を示します。
表 1–1 HTML ユーザーインタフェースの Web ブラウザの要件
プラットフォーム |
ブラウザ |
---|---|
Solaris |
Netscape 6.2.2、Netscape 7.0 |
Red Hat |
Netscape 6、Netscape 7.1 |
Windows |
Internet Explorer 5.5 および 6、Netscape 6、Netscape 7.1 |
N1 Service Provisioning System ソフトウェア は、地域対応された環境でインストールおよび実行できるように、国際化対応になっています。 地域対応された環境でソフトウェアを実行する場合は、次の要件に従う必要があります。
すべてのアプリケーションは、同一のロケールまたは同等のロケールで実行する必要があります。 Remote Agent、Local Distributor、および CLI Client は、Master Server と同じロケールで実行する必要があります。
ソフトウェアのファイル名、ディレクトリ名およびその他の入力に使用できるのは ASCII 文字だけです。