「Host Details」ページの「Advanced Parameters」フィールドに、SSH 構成情報をさらに指定できます。次に、上級パラメータとして受け入れられるものを示します。複数のパラメータを使用する場合は、それらをコンマで区切って入力します。「Advanced Parameters」フィールドには、不要なスペースは入れないようにしてください。
cprefix パラメータは、すべての Local Distributor および Remote Agent に必要です。「Advanced Parameters」フィールド内のパラメータの構文は次のとおりです。
cprefix=/N1SPS5.0-Home/application |
N1SPS5.0–Home には、アプリケーションのホームディレクトリを指定します。application には、agent (Remote Agent を構成している場合) または ld (Local Distributor を構成している場合) と指定します。
N1 Grid Service Provisioning System 5.0 が /opt/SUNWn1sps/ にインストールされていて、Remote Agent の構成を行う場合には、「Advanced Parameters」フィールドに次のテキストを追加します。
cprefix=/opt/SUNWn1sps/N1_Grid_Service_Provisioning_System/agent |
ターゲットサーバー上の PATH に SSH 実行可能ファイルのパスをまだ追加しておらず、追加を望まない場合は、このパラメータを使用して SSH 実行可能ファイルのパスを指定できます。「Advanced Parameters」フィールド内のパラメータの構文は次のとおりです。
sshpath=/path-to-SSH |
path-to-SSH には、SSH 実行可能ファイルがインストールされているディレクトリを指定します。
SSH 実行可能ファイルが /usr/local/bin/ssh ディレクトリにインストールされている場合、「Advanced Parameters」フィールドには次のテキストを追加します。
sshpath=/usr/local/bin/ssh |
特定のホストで ssh コマンドを実行するためにこのコマンドにコマンド行引数を追加する場合は、そのホストの「Advanced Parameters」フィールドにそれらの引数を指定できます。「Advanced Parameters」フィールド内のパラメータの構文は次のとおりです。
sshargs=-option|-option |
option には、ssh コマンドに提供するコマンド行オプションを指定します。複数のオプションを追加する場合は、それらを | で区切ってください。
ssh コマンドによって認証エージェントの転送機能を有効にする場合は、「Advanced Parameters」フィールドに -A オプションを指定します。
sshargs=-o|BatchMode yes|-A |