次に、N1 Grid Service Provisioning System 4.1 から N1 Grid Service Provisioning System 5.0 に正しくアップグレードするために必要な作業の概要を示します。
アップグレードするサーバーが N1 Grid Service Provisioning System 5.0 を稼働させる上での最小要件を満たしているかどうかを確認します。
第 2 章「N1 Grid Service Provisioning System 5.0 のシステム要件」を参照してください。
使用しているオペレーティングシステムに合わせ、Master Server のアップグレード作業を選択します。
Master Server で Red Hat Linux 7.2、7.3、または 8.0 で稼働している場合は、「現在サポートされていないオペレーティングシステムから Master Server をアップグレードする」の説明に従ってください。
Master Server がほかのオペレーティングシステムで稼働している場合は、「サポートされているオペレーティングシステムから Master Server データを移行する」の説明に従ってください。
作業を行い、Master Server をアップグレードします。
N1 Grid Service Provisioning System 5.0 がサポートしないオペレーティングシステムで、Remote Agent と Local Distributor を稼働しているサーバーがないかを確認します。「サポートされているオペレーティングシステム」を参照してください。
それらのサーバーを、N1 Grid Service Provisioning System 5.0 でサポートされているオペレーティングシステムにアップグレードします。
指示に従って、Remote Agent と Local Distributor をアップグレードします。
CLI Clients はアップグレードする必要はありません。5.0 バージョンの CLI Client をインストールし、4.1 バージョンをアンインストールしてください。