N1 Grid Service Provisioning System 5.0 システム管理者ガイド

カテゴリについて

カテゴリを使用すると、複数のフォルダにまたがるオブジェクトをグループ化できます。ワークスペースを編成すると、複数のアプリケーションが単独のコンポーネントに依存していることが分かります。コンポーネントのコピーを複数作成したり、複数のアプリケーションを 1 つのフォルダにグループ化する代わりに、カテゴリを使用し、管理が容易なソリューションを作成できます。

カテゴリの特性

Procedureカテゴリを作成する

ここでは、ブラウザインタフェースを使用してカテゴリを作成する方法について解説します。また、次のコマンドを使用してカテゴリを作成することもできます。

手順
  1. 「Administrative」セクションのナビゲーションメニューで、「Categories」をクリックします。

  2. カテゴリ表の 1 行目に、新規カテゴリの名前と説明を入力します。

  3. 「Create」をクリックします。

Procedureカテゴリをオブジェクトに関連付ける

カテゴリをコンポーネント、プラン、および比較と関連付けるには、いくつかの方法があります。

ここでは、ブラウザインタフェースを使用してカテゴリをコンポーネント、プラン、または比較と関連付ける方法について解説します。また、次のコマンドを使用してカテゴリを関連付けることもできます。

始める前に

コンポーネントまたはプランにカテゴリを適用するには、コンポーネントまたはプランを格納するフォルダに対する書き込み許可が必要です。たとえば、コンポーネントにカテゴリを適用する場合、そのコンポーネントを格納するフォルダに対する書き込み許可が必要です。

比較にカテゴリを適用するには、比較に対する書き込み許可が必要です。

手順
  1. カテゴリを関連付けるコンポーネント、プラン、または比較の「Details」ページを表示します。

  2. 「Category」行で、「Apply Categories」をクリックします。

    既存のカテゴリをリストするウィンドウが表示されます。コンポーネントまたはプランがカテゴリに属する場合、そのカテゴリのチェックボックスがオンになっています。

  3. オブジェクトをカテゴリに関連付けます。

    • カテゴリが存在する場合は、カテゴリのチェックボックスをオンにし、「Apply Categories」をクリックします。

    • オブジェクトを新規カテゴリに関連付けるには、次の手順を実行します。

      1. 新規カテゴリ名と説明を入力し、「Create」をクリックします。

      2. カテゴリの名前が表に示されると、「保存」をクリックします。


        注 –

        カテゴリを適用する前に「保存」ボタンをクリックしなかった場合、または別のカテゴリ名を入力した場合は、先に入力したカテゴリ名は削除されます。


      3. オブジェクトが別のカテゴリに関連付けられている場合は、新規カテゴリをカテゴリの一覧に追加するか、関連付けられた既存カテゴリの一覧を置換するかを指定します。

  4. 「Apply Categories」をクリックします。

    ウィンドウが閉じます。目的のカテゴリを、カテゴリのプルダウンメニューから選択し、そのカテゴリに表示されるすべてのオブジェクトを表示できます。

Procedureカテゴリを表示する

手順

    「Administrative」セクションのナビゲーションメニューで、「Categories」をクリックします。

    ブラウザインタフェースは「Categories」ページを表示します。

Procedureオブジェクトをカテゴリ別にフィルタリングする

カテゴリを設定して、オブジェクトがカテゴリに割り当てられると、フォルダ間で簡単にフィルタリングできるようになります。

ここでは、ブラウザインタフェースを使用してオブジェクトをカテゴリ別に並べ替える方法について解説します。また、次のコマンドを使用してオブジェクトを並べ替えることもできます。

手順

    「Components」、「Plans」、または「Comparisons」ビューの「Show Category」メニューで、表示するカテゴリを選択します。

    ブラウザインタフェースは、選択されたカテゴリにあるコンポーネントまたはプランの一覧も表示します。


    注 –

    オブジェクトのリストは異種混在ではありません。「Plan」と「Component 」間でビューを切り替えるには、「Show」メニューでプランまたはコンポーネントを選択します。


Procedureオブジェクトからカテゴリを削除する

ここでは、ブラウザインタフェースを使用してコンポーネント、プラン、または比較からカテゴリを削除する方法について解説します。また、次のコマンドを使用してカテゴリを削除することもできます。

始める前に

オブジェクトからカテゴリを削除するには、対象となるオブジェクト、またはそのオブジェクトを格納するフォルダに対する書き込み許可が必要です。たとえば、コンポーネントからカテゴリを削除する場合、そのコンポーネントを格納するフォルダに対する書き込み許可が必要です。

手順
  1. カテゴリを削除するオブジェクトの「Details」ページを表示します。

  2. 「Category」行で、「Apply Categories」をクリックします。

    「Apply Categories to Selected Objects」ウィンドウが表示されて、カテゴリが表示されます。コンポーネントまたはプランがカテゴリに属する場合、そのカテゴリのチェックボックスがオンになっています。

  3. 削除するカテゴリの選択を解除します。

  4. 「Apply Categories」をクリックします。

    ウィンドウが閉じます。オブジェクトとカテゴリの関連付けが解除されます。