プロビジョニングシステムアプリケーションを起動したあと、3 つのインタフェースを使用してプロビジョニングシステムにアクセスできます。
プロビジョニングシステムへのプライマリインタフェースであり、Master Server の組み込み Web サーバーを通じて Master Server と相互作用します。オブジェクト指向型の設計になっているため、すばやくナビゲートすることができるほか、コマンドを使用しなくてもシステムを監視できます。自動化を使用することで、コンポーネントやプランの作成を簡単に行えます。一括移動手順など、一部の操作は、このインタフェースを使用してのみ実行可能です。
ブラウザインタフェースへのアクセス方法については、「ブラウザインタフェースを起動する」を参照してください。
CLI モードでは、シェルから Master Server に対して、単一コマンドを発行できます。また、CLI を使用して、Jython 以外の言語でスクリプトを作成できます。
非対話型 CLI インタフェースへのアクセスと使用方法については、『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル』を参照してください。
この CLI モードでは、CLI コマンドを高度なオブジェクト指向型スクリプトに埋め込めます。Jython Interpreter を使用すると、複数の CLI コマンドを Master Server に送信できます。
CLI Jython インタフェースへのアクセスと使用方法については、『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル』を参照してください。
Master Server がインストールされ、稼動している必要があります。Master Server の起動については、「N1 Grid Service Provisioning System アプリケーションの起動」を参照してください。
Web ブラウザで、Master Server のホームページに移動します。
Master Server の URL は、インストール手順の間に構成されます。使用している Master Server の Web アドレスが分からない場合は、N1 Grid Service Provisioning System ソフトウェアをインストールし、構成した担当者に問い合わせてください。
デフォルトの場所は、http://masterserver-hostname:8080 です。
該当するフィールドにユーザー名とパスワードを入力します。
プロビジョニングシステムは admin という管理者アカウントでインストールされます。このアカウントのパスワードは、インストール時に構成されます。
admin ユーザーアカウントについては、「デフォルトユーザーアカウント」を参照してください。
「Log In」をクリックします。
マウスを使用せずにログインするには、パスワードを入力したあとに Tab キーを押します。Return キーを押して、ログインプロセスを開始します。
単一コマンド CLI インタフェースへのアクセスと使用方法については、『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル』を参照してください。
CLI Client アプリケーションがインストールされているマシンで、実行するコマンドを入力します。
N1SPS-home/cli/bin/cr_cli -cmd subsystem.object.command -u user -p password |
コマンド構文とコマンド出力形式については、『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル』の第 1 章「コマンド行インタフェースの使用」を参照してください。
CLI Jython インタフェースへのアクセスと使用方法については、『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル』を参照してください。