モデルとインストールの比較では、コンポーネントモデルと特定のコンポーネントのインストールを比較します。この節では、コンポーネントタイプがモデルとインストールの比較に及ぼす影響について説明します。
スナップショットの作成時に、メタベースの現在の状態が XML ファイルにエクスポートされます。モデルとインストールの比較時、メタベースは再度エクスポートされ、元の XML ファイルと比較されます。
スナップショットの作成時に、メタベースの現在の状態が XML ファイルにエクスポートされます。モデルとインストールの比較時、メタベースは再度エクスポートされ、元の XML ファイルと比較されます。これらのファイルの差分生成には、標準の XML differentiator が使用されます。
COM+ アプリケーションは、MSI ファイルとしてターゲットシステムに再エクスポートされ、アプリケーションのインストールに使用された MSI ファイルと比較されます。モデルとインストールの比較では、差分があるということ (つまり、2 つのバイナリファイルが異なっているということ) がわかるだけです。差分の詳細まではわかりません。
COM コンポーネントは、バイナリファイルとして、インストール時に使用されたファイルと比較されます。モデルとインストールの比較では、差分があるということ (つまり、2 つのバイナリファイルが異なっているということ) がわかるだけです。差分の詳細まではわかりません。
スナップショットの実行時、レジストリキーの現在の状態 (キーの子を含む) が XML ファイルにエクスポートされます。モデルとインストールの比較時、レジストリキーは再度エクスポートされ、元の XML ファイルと比較されます。これらのファイルの差分生成には、標準の XML differentiator が使用されます。
*.reg ファイルでは、モデルとインストールの比較はサポートされていません。インストール時にスナップショットは作成されません。スナップショットがなければ、モデルとインストールの比較を行なっても差分は生成されません。レジストリの差分を比較する場合は、組み込みのレジストリキータイプを使用してください。
Windows Installer ファイルでは、モデルとインストールの比較はサポートされていません。インストール時にスナップショットは作成されません。スナップショットがなければ、モデルとインストールの比較を行なっても差分は生成されません。プロビジョニングシステムはインストール時のアクションを直接認識しないので、キャプチャする必要があるものを特定できません。
Windows バッチファイルについては、モデルとインストールの比較はサポートされていません。インストール時にスナップショットは作成されません。スナップショットがなければ、モデルとインストールの比較を行なっても差分は生成されません。
WSH ファイルについては、モデルとインストールの比較はサポートされていません。インストール時にスナップショットは作成されません。スナップショットがなければ、モデルとインストールの比較を行なっても差分は生成されません。
WebLogic WAR ファイルでは、標準のファイル/ディレクトリ方式でモデルとインストールの比較が行われます。
アプリケーションの関連設定がファイルにエクスポートされます。このファイルと、配備時の設定が含まれたファイルが比較されます。
WebLogic JAR ファイルでは、標準のファイル/ディレクトリ方式でモデルとインストールの比較が行われます。
EJB の関連する設定がファイルにエクスポートされます。このファイルと、配備時の設定が含まれるファイルが比較されます。
WebLogic EAR ファイルでは、標準のファイル/ディレクトリ方式でモデルとインストールの比較が行われます。
アプリケーションの関連設定がファイルにエクスポートされます。このファイルと、配備時の設定が含まれたファイルが比較されます。