N1 Grid Service Provisioning System 5.0 プランとコンポーネントの開発者ガイド

コンポーネントタイプ: system#symbolic link

コンポーネントタイプ system#symbolic link は、ターゲットサーバーから取得した単一のシンボリックリンクを表します。プロビジョニングシステムは、ターゲットサーバー上に新しいリンクを作成することによって、シンボリックリンクを配備します。シンボリックリンクが示すファイルは、symlinkTarget 変数の値に基づきます。リンクのインストール位置にファイルが存在している場合は、新しいシンボリックリンクを作成する前に、それらのファイルが削除されます。

コンポーネントタイプ system#symbolic link には、インストール、アンインストール、およびスナップショット手続きが含まれています。アンインストール手続きは、結合先のファイルではなく、シンボリックリンクを削除します。スナップショット手続きも同様に、ファイルそのものではなく、シンボリックリンクが示すファイルの名前を取得します。

コンポーネントタイプ system#symbolic link では、次の変数を定義します。

コンポーネントタイプ system#symbolic link には次の手続きが定義されています。

ブラウズ

 

UNIX システム 

Microsoft Windows システム 

ルートパス

/

ホストまたはネットワーク上の物理ドライブリストをドライブ文字に対応づけます。リムーバブルメディアは表示されません。 

区切り文字

/

\

順序付け

ディレクトリのアルファベット順に表示 

選択方式

チェックインするファイルをユーザーが選択できます。ディレクトリをダブルクリックすると、ディレクトリの内容が表示されます。チェックインを選択できるのは、シンボリックリンク型のファイルだけです。 

サンプルパス

/foo/foo.txt

C:\foo\foo.txt

特別

リンクは、ローカル名と指定された場所を示します。 

foo->/usr/bar

 

エクスポート/内部ファイル形式

シンボリックリンクには、シンボリックプレースホルダの役割を果たすリソースが含まれます。シンボリックリンクデータは変数セットとして、名前と場所ごとに 1 つずつコンポーネントに格納されます。