N1 Grid Service Provisioning System 5.0 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル

cdb.cj:チェックインジョブの管理

コンポーネントをチェックインすると、チェックインジョブが生成されます。チェックインジョブは、コンポーネントが完全にリポジトリに格納され、バージョン番号を割り当てられた時点で完了します。cdb.cj コマンドでは、チェックインジョブを制御または監視することができます。

表 3–44 チェックインジョブの管理と監視のための CLI コマンド

コマンド 

説明 

cdb.cj.la 

すべてのチェックインジョブを一覧表示する 

cdb.cj.lo 

チェックインジョブのステータスと詳細を一覧表示する 

cdb.cj.stop 

チェックインジョブを停止する 

cdb.cj.la

このコマンドは、チェックインジョブを一覧表示します。チェックインジョブとは、HTML ユーザーインタフェースや、rsrc.ci のような CLI チェックインコマンドでチェックインされるコンポーネントのことです。このコマンドで一覧表示されるのは、現在アクティブなすべてのジョブと、最近完了したジョブ 20 個です。

表 3–45 cdb.cj.la コマンドの結果

結果 

構文 

説明 

result 

CompCheckInId[] 

チェックインジョブ ID のリスト 

cdb.cj.lo

このコマンドは、指定されたチェックインジョブのステータスと詳細を表示します。ジョブの指定には、compCheckInID を使用します。この値は、コンポーネントのチェックイン時に cdb.rsrc.ci から返されます。

表 3–46 cdb.cj.lo コマンドの引数と結果

引数/結果 

構文 

説明 

ID 

[R] 

compCheckInID 

チェックインジョブの ID 

result 

compStatus 

指定されたチェックインジョブ 


注 –

このコマンドには、チェックインジョブの ID を指定する必要があります。このため、コマンド引数として「NM:」の書式で ID を指定することはできません。 compCheckInId の構文の詳細については、付録 A 「入力タイプ」を参照してください。


cdb.cj.stop

このコマンドは、指定されたチェックインジョブを停止します。

表 3–47 rsrc.cj.stop コマンドの引数と結果

引数/結果 

構文 

説明 

ID 

[R] 

CompCheckInID 

チェックインジョブの ID 

result 

CompStatus 

指定されたチェックインジョブ 


注 –

このコマンドには、チェックインジョブの ID を指定する必要があります。このため、コマンド引数として「NM:」の書式で ID を指定することはできません。 CheckInJobID の構文の詳細については、付録 A 「入力タイプ」を参照してください。