コンポーネントをチェックインすると、チェックインジョブが生成されます。チェックインジョブは、コンポーネントが完全にリポジトリに格納され、バージョン番号を割り当てられた時点で完了します。cdb.cj コマンドでは、チェックインジョブを制御または監視することができます。
表 3–44 チェックインジョブの管理と監視のための CLI コマンド
コマンド |
説明 |
---|---|
cdb.cj.la |
すべてのチェックインジョブを一覧表示する |
cdb.cj.lo |
チェックインジョブのステータスと詳細を一覧表示する |
cdb.cj.stop |
チェックインジョブを停止する |
このコマンドは、チェックインジョブを一覧表示します。チェックインジョブとは、HTML ユーザーインタフェースや、rsrc.ci のような CLI チェックインコマンドでチェックインされるコンポーネントのことです。このコマンドで一覧表示されるのは、現在アクティブなすべてのジョブと、最近完了したジョブ 20 個です。
表 3–45 cdb.cj.la コマンドの結果
結果 |
構文 |
説明 |
---|---|---|
result |
CompCheckInId[] |
チェックインジョブ ID のリスト |
このコマンドは、指定されたチェックインジョブのステータスと詳細を表示します。ジョブの指定には、compCheckInID を使用します。この値は、コンポーネントのチェックイン時に cdb.rsrc.ci から返されます。
表 3–46 cdb.cj.lo コマンドの引数と結果
引数/結果 |
構文 |
説明 |
|
---|---|---|---|
ID |
[R] |
compCheckInID |
チェックインジョブの ID |
result |
compStatus |
指定されたチェックインジョブ |
このコマンドには、チェックインジョブの ID を指定する必要があります。このため、コマンド引数として「NM:」の書式で ID を指定することはできません。 compCheckInId の構文の詳細については、付録 A 「入力タイプ」を参照してください。
このコマンドは、指定されたチェックインジョブを停止します。
表 3–47 rsrc.cj.stop コマンドの引数と結果
引数/結果 |
構文 |
説明 |
|
---|---|---|---|
ID |
[R] |
CompCheckInID |
チェックインジョブの ID |
result |
CompStatus |
指定されたチェックインジョブ |
このコマンドには、チェックインジョブの ID を指定する必要があります。このため、コマンド引数として「NM:」の書式で ID を指定することはできません。 CheckInJobID の構文の詳細については、付録 A 「入力タイプ」を参照してください。