N1 Grid Service Provisioning System 5.0 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル

hdb.h:ホストの管理

hdb.h コマンドは、ターゲットホストを管理します。ターゲットホストとは、N1 Grid Service Provisioning System ソフトウェアで管理されているアプリケーションの物理ホストと仮想ホストのことです。

表 7–9 hdb.h コマンドの概要

hdb.h.add

このコマンドは、ホストリポジトリに新しいホストを追加します。

表 7–10 hdb.h.add コマンドの引数と結果


引数/結果		構文	説明
name	[R]	文字列	ホスト名
desc	[O]	文字列	ホストの説明
tID	[R]	HostTypeID	ホストタイプの ID
attr	[O]	Hashtable	ホストの属性
hide	[O]	ブール型	ホストを非表示にするかどうか。デフォルトは false
pID	[O]	HostID	仮想ホストの場合は親ホストの ID、物理ホストの場合は空
result		ホスト	新しいホスト

注 –

-attr 引数は優先指定を設定するだけです。明示的に指定されていない属性は、デフォルト値を保持します。

このコマンドは、ホストを削除します。

表 7–11 hdb.h.del コマンドの引数と結果


引数/結果		構文	説明
ID	[R]	HostID	ホスト ID

このコマンドは、リポジトリ内のすべてのホストを一覧表示します。

表 7–12 hdb.h.la コマンドの引数と結果


引数/結果		構文	説明
sh	[O]	ブール型	非表示のホストを表示するかどうか。デフォルトは false
result		HostArray	ホスト

このコマンドは、リポジトリからホストに関する情報を検出します。

表 7–13 hdb.h.lo コマンドの引数と結果


引数/結果		構文	説明
ID	[R]	HostID	ホスト ID
result		ホスト	ホスト

このコマンドは、指定された条件またはフィルタに一致するホストを照会します。

注 –

このコマンドを呼び出すときは、クエリー (-query) かフィルタ (-filt または -phys) を指定する必要があります。

表 7–14 hdb.h.lq コマンドの引数と結果


引数/結果		構文	説明
query	[O]	AttributeCriteriaList	照会条件
filt	[O]	AppTypeCriteria	アプリケーション型のフィルタ
phys	[O]	PhysicalCriteria	物理ホストまたは仮想ホストに限定するフィルタ
sh	[O]	ブール型	非表示のホストを表示するかどうか。デフォルトは false
result		HostArray	ホスト

このコマンドは、既存のホストの指定された属性を変更します。省略された引数の値は変更されません。

表 7–15 hdb.h.mod コマンドの引数と結果


引数/結果		構文	説明
ID	[R]	HostID	ホスト ID
name	[O]	文字列	ホスト名
desc	[O]	文字列	ホストの説明
tID	[O]	HostTypeID	ホストタイプの ID
attr	[O]	Hashtable	ホストの属性
hide	[O]	ブール型	ホストを非表示にするかどうか
pID	[O]	HostID	仮想ホストの場合は親ホストの ID、物理ホストの場合は「<null>」
result		ホスト	変更後のホスト

注 –

値を変更する属性は、-attr 引数で指定します。明示的に指定されていない属性は、デフォルト値を保持します。または、デフォルト値にリセットされます。