N1 Grid Service Provisioning System 5.0 コマンド行インタフェース (CLI) リファレンスマニュアル

util.xfm

このコマンドは、直列化オブジェクト表現を人間が読める形式に変換するために使用します。

表 14–4 util.xfm コマンドの引数

引数 

構文 

説明 

in 

[R] 

ReaderWrapper 

変換する入力ストリーム 

type 

[R] 

TransformType 

入力ストリームに適用する変換の種類 

xfm 

[R] 

ReaderWrapper 

変換後のストリーム 


例 14–1 util.xfm コマンドの使用

この例では、PERL 型変換を行います。PERL 型変換は、perl.xml ファイル内の in.txt ファイルで指定されたテキストに記述されています。結果は、標準出力に書き出されます。-of 引数を使って、標準出力をファイルにリダイレクトすることもできます。


cr_cli -cmd util.xfm -in in.txt -type PERL -xfm perl.xml -u terry -p 123xyz

入力ストリームのクラスは ReaderWrapper なので、各ストリームのソースを指定する際、String2ReaderWrapper コンバータでサポートされている構文を使用できます。たとえば、in.txt ファイルからではなく標準入力から入力を読み込むには、 -in in.txt の代わりに -in - を使用します。