N1 Grid Service Provisioning System 5.0 XML スキーマリファレンスガイド

<exec> 要素

<execNative> ステップには <exec> 要素を 1 つしか含めることができません。<exec> 要素は、実行されるネイティブコマンドの詳細を指定します。

<exec> 要素には次の属性が含まれます。

<execNative> は、cmd により指定されたコマンドを、指定された引数を順に使用して実行します。

次に、<execNative> ステップが ps -fu sps コマンド実行する例を示します。


<execNative>
    <exec cmd=”ps”>
        <arg value=”-fu”/>
        <arg value=”sps”/>
    </exec>
</execNative>

<exec> 要素にはオプションの子要素 <arg> があります。実行するコマンドに対する各引数に 1 つの <arg> 要素を指定します。

<arg> 要素には 1 つの必須属性 value があり、この属性は引数値です。この引数は、<arg> がコマンド要素の n 番目の子であるコマンドに n 番目の引数として渡されます。この属性は、単純置換変数を参照できます。

<exec> 要素属性

<exec> 属性には 1 つの必須属性 cmd があり、この属性は実行するコマンドのパスです。指定したパスが絶対パスでない場合、Remote Agent に対して設定された、プラットフォーム指定の PATH 環境変数を使用してコマンドの検索が行われます。この値は、空でない文字列にする必要があります。この属性は、単純置換変数を参照できます。