N1 Grid Service Provisioning System 5.0 ユーザーガイド (BEA WebLogic Plug-In)

第 3 章 BEA WebLogic Plug-In の使用

BEA WebLogic Plug-In は、特有のコンポーネントタイプを多数提供しているため、 WebLogic アプリケーションの機能に簡単にアクセスできます。この章では、次の内容について説明します。

WebLogic サーバーおよびクラスタの作成と管理

「WebLogic common tasks」ページを使用して、プロビジョニングソフトウェアの WebLogic サーバーおよびクラスタを作成し管理します。次のタスクを実行します。

ProcedureWebLogic Admin Server for 7.0 を作成する

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebLogic」をクリックします。

  2. 「WebLogic Common Tasks」ページで、「Manage 7.0 Admin Servers」をクリックします。

  3. 7.0 Admin Server コンポーネント用の「Components Details」ページで、「default:install」の横にある「Run action」をクリックします。

  4. この管理サーバー用に変数を設定するには、そのウィンドウの「Plan Parameters」セクションにある「Select from List」をクリックします。

    • デフォルト値とは異なる変数セットを新たに作成するには、「Create Set」をクリックします。

      「Select Variable Setting From List」ウィンドウが表示されます。

      1. 表上部にあるテキストフィールドに、新しい変数設定のセット名を入力します。

      2. WebLogic 管理サーバーの名前を指定するには、adminHost の横にあるボックスをクリックして、フィールドに名前を入力します。

      3. WebLogic 管理サーバーのポート番号をデフォルト値の 7001 から変更するには、adminPort の横にあるボックスをクリックして、フィールドに新しい番号を入力します。

      4. WebLogic 管理サーバーへの接続にセキュア HTTP を使用することを指定するには、secureConnect の横にあるボックスをクリックして、フィールドに「True」を入力します。

      5. WebLogic がインストールされた場所にパスを変更するには、wlHomeDir の横にあるボックスをクリックして、フィールドにパスを入力します。

      6. WebLogic ドメイン名を変更するには、domainName の横にあるボックスをクリックして、フィールドにドメイン名を入力します。

        残りの変数は事前に定義されていますが、必要に応じて変更することも可能です。

        • targetRefName は、ホスト名およびドメイン名の値に基づいて作成されます。この変数の形式は、 :[target:sys.hostName ]_admin_:[ domainName] です。

        • installPath は、ドメイン名の値に基づいて作成されます。この変数の形式は、 admin_:[domainName ] です。

        • webLogicJARPath は、WebLogic ホームディレクトリの値に基づいて作成されます。この変数の形式は、:[ wlHomeDir]:[/]weblogic700:[/]server:[/]lib:[/]weblogic.jar です。

        • domainRoot は、 user_projects です。

      7. コンポーネントの変数値を更新したあと、「Save」をクリックします。

        新しい変数設定が表に表示されます。

      8. 「選択」をクリックします。

    • 別のコンポーネントに変数設定を使用するには、「Import Set」をクリックします。

      「Import Variable Settings」ウィンドウが表示されます。

      1. 必要に応じて、インポートする変数設定を持つコンポーネントが含まれるフォルダに移動します。

      2. コンポーネントバージョンを選択します。


        注 –

        変数設定は、コンポーネントのバージョンによって異なります。


      3. 「Import Variable Settings」をクリックします。

        インポートした変数設定が表に表示されます。

      4. 「選択」をクリックします。

  5. ターゲットホストを選択します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

ProcedureWebLogic Admin Server for 6.1 を作成する

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebLogic」をクリックします。

  2. 「WebLogic Common Tasks」ページで、「Manage 6.1 Admin Servers」をクリックします。

  3. 6.1 Admin Server コンポーネント用の「Components Details」ページで、「default:install」の横にある「Run action」をクリックします。

  4. この管理サーバー用に変数を設定するには、そのウィンドウの「Plan Parameters」セクションにある「Select from List」をクリックします。

    • デフォルト値とは異なる変数セットを新たに作成するには、「Create Set」をクリックします。

      「Select Variable Setting From List」ウィンドウが表示されます。

      1. 表上部にあるテキストフィールドに、新しい変数設定のセット名を入力します。

      2. WebLogic 管理サーバーの名前を指定するには、adminHost の横にあるボックスをクリックして、フィールドに名前を入力します。

      3. WebLogic 管理サーバーのポート番号をデフォルト値の 7001 から変更するには、adminPort の横にあるボックスをクリックして、フィールドに新しい番号を入力します。

      4. WebLogic 管理サーバーへの接続にセキュア HTTP を使用することを指定するには、secureConnect の横にあるボックスをクリックして、フィールドに「True」を入力します。

      5. WebLogic がインストールされた場所にパスを変更するには、wlHomeDir の横にあるボックスをクリックして、フィールドにパスを入力します。

      6. WebLogic ドメイン名を変更するには、domainName の横にあるボックスをクリックして、フィールドにドメイン名を入力します。

        残りの変数は事前に定義されていますが、必要に応じて変更することも可能です。

        • targetRefName は、ホスト名およびドメイン名の値に基づいて作成されます。この変数の形式は、 :[target:sys.hostName ]_admin_:[ domainName] です。

        • installPath は、ドメイン名の値に基づいて作成されます。この変数の形式は、 admin_:[domainName ] です。

        • webLogicJARPath は、WebLogic ホームディレクトリの値に基づいて作成されます。この変数の形式は、:[ wlHomeDir]:[/]lib:[/]weblogic.jar です。

      7. コンポーネントの変数値を更新したあと、「Save」をクリックします。

        新しい変数設定が表に表示されます。

      8. 「選択」をクリックします。

    • 別のコンポーネントに変数設定を使用するには、「Import Set」をクリックします。

      「Import Variable Settings」ウィンドウが表示されます。

      1. 必要に応じて、インポートする変数設定を持つコンポーネントが含まれるフォルダに移動します。

      2. コンポーネントバージョンを選択します。


        注 –

        変数設定は、コンポーネントのバージョンによって異なります。


      3. 「Import Variable Settings」をクリックします。

        インポートした変数設定が表に表示されます。

      4. 「選択」をクリックします。

  5. ターゲットホストを選択します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

ProcedureWebLogic クラスタを作成する

WebLogic サーバークラスタは、同時に稼動する複数の WebLogic サーバーインスタンスで構成され、それらが共に動作することで高いスケーラビリティと信頼性を提供します。クライアントからは、クラスタは単一の WebLogic サーバーインスタンスに見えます。クラスタを構成するサーバーインスタンスは、同一マシン上で稼動することも、異なるマシンに置くこともできます。1 台のクラスタマシン上の各サーバーインスタンスは、同一バージョンの WebLogic サーバーを実行する必要があります。


注 –

N1 Grid Service Provisioning System 環境では、クラスタを作成したあとで、クラスタ内に置く管理対象サーバーを作成します。管理対象サーバーを作成しているあいだ、変数リスト内の任意引数の 1 つはクラスタホスト名です。管理対象サーバーをインストールしているあいだ、このクラスタのホスト名はそれに対する依存性の作成に使用されます。クラスタを作成する前に管理対象サーバーを作成すると、クラスタホストがなくなり、依存性の作成に失敗します。


手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebLogic」をクリックします。

  2. 「WebLogic Common Tasks」ページで、「Manage Clusters」をクリックします。

  3. WebLogic クラスタコンポーネント用の「Components Details」ページで、「default:install」の横にある「Run action」をクリックします。

  4. このクラスタ用に変数を設定するには、そのウィンドウの「Plan Parameters」セクションにある「Select from List」をクリックします。

    • デフォルト値とは異なる変数セットを新たに作成するには、「Create Set」をクリックします。

      「Select Variable Setting From List」ウィンドウが表示されます。

      1. 表上部にあるテキストフィールドに、新しい変数設定のセット名を入力します。

      2. クラスタの名前を指定するには、targetName の横にあるボックスをクリックして、フィールドにクラスタ名を入力します。

      3. コンポーネントの変数値を更新したあと、「Save」をクリックします。

        新しい変数設定が表に表示されます。

      4. 「選択」をクリックします。

    • 別のコンポーネントに変数設定を使用するには、「Import Set」をクリックします。

      「Import Variable Settings」ウィンドウが表示されます。

      1. 必要に応じて、インポートする変数設定を持つコンポーネントが含まれるフォルダに移動します。

      2. コンポーネントバージョンを選択します。


        注 –

        変数設定は、コンポーネントのバージョンによって異なります。


      3. 「Import Variable Settings」をクリックします。

        インポートした変数設定が表に表示されます。

      4. 「選択」をクリックします。

  5. クラスタを定義するターゲット WebLogic 管理サーバーを選択します。

  6. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

  7. 説明に従って、クラスタの一部に含まれるサーバーインスタンスを作成します。

ProcedureWebLogic サーバーインスタンスを管理する

実在する各 WebLogic 管理サーバーに対して、複数のサーバーインスタンスを実行できます。この手順では、WebLogic サーバーインスタンスの作成、起動、および停止方法について説明します。


注 –

WebLogic アプリケーションは、N1 Grid Service Provisioning System の外で管理しないでください。プロビジョニングソフトウェアを使用する場合、WebLogic アプリケーションは、プロビジョニングソフトウェアでのみ管理するようにしてください。


手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebLogic」をクリックします。

  2. 「WebLogic Common Tasks」ページで、「Manage Server Instances」をクリックします。

  3. 管理対象サーバーインスタンスを作成するには、「Components Procedures list」の「Default:Install」の横にある「Run action」をクリックします。

    1. この管理対象サーバーに適用する変数のセットを選択するには、そのウィンドウの「Plan Parameters」セクションにある「Select from List」をクリックします。

      • デフォルト値とは異なる変数セットを新たに作成するには、「Create Set」をクリックします。

        「Select Variable Setting From List」ウィンドウが表示されます。

        1. 表上部にあるテキストフィールドに、新しい変数設定のセット名を入力します。

        2. この管理対象サーバーインスタンスが実行される WebLogic 管理サーバーの名前を指定するには、adminServerHostName の横にあるボックスをクリックして、フィールドに名前を入力します。この名前は、存在する WebLogic 管理サーバーの名前でなければなりません。

        3. 管理対象サーバーインスタンスに名前を指定するには、targetName の横にあるボックスをクリックして、フィールドに名前を入力します。

          この名前は、targetName で使用されて、管理対象サーバーインスタンスの実際の名前が作成されます。

        4. 管理対象サーバーインスタンスのフルネームを指定するには、targetRefName の横にあるボックスをクリックして、フィールドに名前を入力します。

          デフォルトでは、targetRefName はホスト名に基づいて作成され、ホストのタイプ (例 「server」) と、前の手順で指定した targetName が付きます。

        5. 管理対象サーバーインスタンスをインストールする場所のパスを指定するには、installPath の横にあるボックスをクリックして、完全なパス名を入力します。

          デフォルトでは、installPath はホストのタイプに基づいて作成され、adminServerHostName またはほかの対象可能なコンポーネントのいずれかのドメイン名と、targetName が付きます。

        6. この管理対象サーバーがクラスタの一部に含まれる場合は、clusterHostName を指定します。


          注 –

          管理対象サーバーは、このクラスタの存在に依存します。クラスタが存在しない場合は、先にクラスタを作成してから、管理対象サーバーインスタンスの作成と管理を行ってください。


        7. WebLogic 起動スクリプトの完全なパスを指定します。

          適切なスクリプトが存在しない場合、WebLogic サーバーインスタンスを起動できません。デフォルトの WebLogic 起動スクリプトを変更する必要があります。特に、次の変数に値を指定する必要があります。

          • SERVER_NAME= server_name — WebLogic 管理サーバーの名前(例 managed2

          • ADMIN_URL= URL_for_server — WebLogic サーバーの URL(例 http://myplace.domain.me.com:7001/

          • WLS_USER=${1} — WebLogic サーバーで使用されるユーザー名。${1} 命名法は、スクリプトを呼び出すときに、指定する最初の引数に WebLogic ユーザー名を設定します。これにより、サーバー起動時にユーザー名を問い合わせるプロンプトは表示されません。

          • WLS_PW=${2} — WebLogic ユーザー名のパスワード。${2} 命名法は、スクリプトを呼び出すときに、2 番目の引数として指定するパスワードに WebLogic パスワードを設定します。これにより、サーバー起動時にパスワードを問い合わせるプロンプトは表示されません。


          注 –

          起動スクリプトにこれらの変更を行う場合、定義した値を無効にするようなスクリプト中の古い情報は、必ず削除するようにしてください。また、スクリプトはバックグラウンドで実行されるように設定し、スクリプトの入出力ストリームはリダイレクトするようにしてください。


        8. コンポーネントの変数値を更新したあと、「Save」をクリックします。

          新しい変数設定が表に表示されます。

        9. 「選択」をクリックします。

          管理対象サーバーインスタンス用の「Components Details」ページに戻ります。

      • 別のコンポーネントに変数設定を使用するには、「Import Set」をクリックします。

        「Import Variable Settings」ウィンドウが表示されます。

        1. 必要に応じて、インポートする変数設定を持つコンポーネントが含まれるフォルダに移動します。

        2. コンポーネントバージョンを選択します。


          注 –

          変数設定は、コンポーネントのバージョンによって異なります。


        3. 「Import Variable Settings」をクリックします。

          インポートした変数設定が表に表示されます。

        4. 「選択」をクリックします。

          管理対象サーバーインスタンス用の「Components Details」ページに戻ります。

    2. 管理対象サーバーインスタンスの「Components Details」ページで、この管理対象サーバーインスタンスを実行するターゲットホストを選択します。

    3. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

  4. WebLogic 管理対象サーバーインスタンスを起動するには、管理対象サーバーインスタンス用の「Components Details」ページにある「Component Procedures list」の「Start」の横にある「Run action」をクリックします。

    1. 管理対象サーバーを選択します。

    2. 「Run Selected Installations」をクリックします。

    3. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

  5. WebLogic 管理対象サーバーインスタンスを停止するには、管理対象サーバーインスタンス用の「Components Details」ページにある「Component Procedures list」の「Stop」の横にある「Run action」をクリックします。

    1. 管理対象サーバーを選択します。

    2. 「Run Selected Installations」をクリックします。

    3. 「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。

WebLogic アプリケーションの取得と編集

「WebLogic Common Tasks」ページでは、WebLogic Enterprise、EJBTM、および Web アプリケーションの取得、構成、および配備を行えます。

次のタスクを実行します。


注 –

WebLogic アプリケーションは、N1 Grid Service Provisioning System の外に配備しないでください。プロビジョニングソフトウェアを使用する場合、WebLogic アプリケーションは、プロビジョニングソフトウェアでのみ管理するようにしてください。


ProcedureWebLogic エンタープライズアプリケーションまたは EAR ファイルを取得する

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebLogic」をクリックします。

  2. 「WebLogic Common Tasks」ページで「Create New in the Enterprise Applications (EAR)」セクションをクリックします。

  3. このコンポーネントのラベルを入力します。

  4. このコンポーネントの説明を入力します。

  5. このエンタープライズアプリケーションを置く WebLogic 管理サーバーを選択します。

  6. 階層をナビゲートして、取得するエンタープライズアプリケーションを見つけます。

  7. 「Check-in Selected Item」をクリックします。

  8. 「check-in」ページの情報を確認して、「Continue to Check-in」をクリックします。

ProcedureWebLogic Web アプリケーションまたは WAR ファイルを取得する

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebLogic」をクリックします。

  2. 「WebLogic Common Tasks」ページで「Create New in the Web Applications (WAR)」セクションをクリックします。

  3. このコンポーネントのラベルを入力します。

  4. このコンポーネントの説明を入力します。

  5. この Web アプリケーションを置く WebLogic 管理サーバーを選択します。

  6. 階層をナビゲートして、取得する Web アプリケーションを見つけます。

  7. 「Check-in Selected Item」をクリックします。

  8. 「check-in」ページの情報を確認して、「Continue to Check-in」をクリックします。

ProcedureWebLogic JAR ファイルを取得する

手順
  1. ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebLogic」をクリックします。

  2. 「WebLogic Common Tasks」ページで「Java Archives Containing EJBs (JAR)」セクションをクリックします。

  3. このコンポーネントのラベルを入力します。

  4. このコンポーネントの説明を入力します。

  5. この JAR ファイルを置く WebLogic 管理サーバーを選択します。

  6. 階層をナビゲートして、取得する JAR ファイルを見つけます。

  7. 「Check-in Selected Item」をクリックします。

  8. 「check-in」ページの情報を確認して、「Continue to Check-in」をクリックします。

コンポーネントタイプ

BEA WebLogic Plug-In は、いくつかの WebLogic 特有のコンポーネントタイプを含みます。これらのコンポーネントタイプによって、最も一般的な WebLogic アプリケーションコンポーネントの多くをすばやくモデル化できます。また、インストール、アンインストール、エクスポート、およびスナップショット動作を、自動的に特定のリソースに関連付けます。サーバーおよびクラスタを作成し管理する場合、コンポーネントタイプのほとんどはソフトウェアによって使用されます。そのため、直接操作するコンポーネントタイプは次のとおりです。

エンタープライズアプリケーション (EAR) コンポーネントタイプ

このタイプのコンポーネントは、エンタープライズアプリケーションをモデル化します。コンポーネントは、パッケージとして、エンタープライズアプリケーションアーカイブ (EAR) または EAR の拡張バージョンを含みます。

エンタープライズアプリケーションのブラウズ

次のブラウザのいずれか 1 つを使用して、このコンポーネントタイプ用のエンタープライズアプリケーションを選択します。

エンタープライズアプリケーションのインストール

エンタープライズアプリケーションコンポーネントをインストールするには、ターゲットホストとして、WebLogic サーバーまたはクラスタを使用する必要があります。インストールプロセスでは、次の 3 つの主要タスクを実行します。

  1. ターゲットに EAR ファイルをインストールする

  2. WebLogic 管理サーバーに EAR を登録する

  3. ドメインのブラウズ時に以前取得したプロパティを適用する

エンタープライズアプリケーションのアンインストール

エンタープライズアプリケーションコンポーネントをアンインストールするには、ターゲットから、エンタープライズアプリケーションのターゲット解除を行います。エンタープライズアプリケーションがどこからもターゲットになっていなければ、登録コンポーネントは、管理サーバーから削除されます。

エラー状態

表 3–1 WebLogic エンタープライズアプリケーションのエラー状態

アクション 

状態 

結果 

インストール 

トポロジが不正に構成されている (ターゲットホストは正しいドメインホストでポイントされない) 

ターゲットの指定に失敗する 

インストール 

ターゲットホストが有効な WebLogic ターゲットではない 

インストールできない 

ブラウズ/インストール/アンインストール 

資格証明が正しく構成されていない 

操作に失敗する 

ブラウズ 

ドメインホストでパスが正しく構成されていない 

ブラウズに失敗する 

Web アプリケーション (WAR) コンポーネントタイプ

このタイプのコンポーネントは、Web アプリケーションを含みます。コンポーネントは、関連設定を持つ Web アプリケーションか、関連設定を持たない Web アプリケーションのいずれかを含むことができます。

Web アプリケーションのブラウズ

次のブラウザのいずれか 1 つを使用して、このコンポーネントタイプ用の Web アプリケーションを選択します。

Web アプリケーションのインストール

Web アプリケーションコンポーネントをインストールするには、ターゲットホストとして、WebLogic サーバーまたはクラスタを使用する必要があります。インストールプロセスは、コンポーネントをターゲットにインストールし、含まれる登録コンポーネントをターゲットの管理サーバーにインストールします。

Web アプリケーションのアンインストール

Web アプリケーションコンポーネントをアンインストールするには、ターゲットから、Web アプリケーションのターゲット解除を行います。Web アプリケーションがどこからもターゲットになっていなければ、登録コンポーネントは、管理サーバーから削除されます。

エラー状態

表 3–2 WebLogic Web アプリケーションのエラー状態

アクション 

状態 

結果 

インストール 

トポロジが不正に構成されている (ターゲットホストは正しいドメインホストでポイントされない) 

ターゲットの指定に失敗する 

インストール 

ターゲットホストが有効な WebLogic ターゲットではない 

インストールできない 

ブラウズ/インストール/アンインストール 

資格証明が正しく構成されていない 

操作に失敗する 

ブラウズ 

ドメインホストでパスが正しく構成されていない 

ブラウズに失敗する 

EJB コンポーネントタイプを含む Java アーカイブファイル

ブラウズ

次のブラウザのいずれか 1 つを使用して、このコンポーネントタイプ用の EJB または JAR ファイルを選択します。

インストール

このタイプのコンポーネントをインストールすると、ファイルまたはディレクトリは、インストールパスに基づくファイルシステムにコピーされます。コピーが終了すると、ファイルまたはディレクトリは WebLogic 管理サーバーに登録されます。

アンインストール

このタイプのコンポーネントをアンインストールすると、ファイルまたはディレクトリはマスタサーバーから削除されます。

エラー状態

表 3–3 WebLogic EJB コンテナのエラー状態

アクション 

状態 

結果 

アンインストール 

依存 WebLogic EJB がまだインストールされている 

依存があることを示して、アンインストールに失敗 

プラン

BEA WebLogic Plug-In によって含まれる事前に定義されたプランはありません。

リソース

BEA WebLogic Plug-In によって含まれる追加リソースはありません。