デフォルトでは、マスタサーバー用の構成ファイルは、次のディレクトリにあります。/opt/SUNWn1sps/N1_Grid_Service_Provisioning_System_5.0/server/config
Solaris ゾーンをマスタサーバーから配備する前に、次の行を config.properties ファイルに追加する必要があります。
config.allowSessionIDOnHosts=masterserver
pe.defaultPlanTimeout=6000
config.allowSessionIDOnHosts 変数は、N1 Grid Service Provisioning System リモートエージェント/CLI インタフェース経由でマスタサーバーと通信するためのプラグインを有効にします。
デフォルトでは、プランのタイムアウト値は、1800 秒または 30 分に設定されています。古いハードウェアでプランを実行している場合など、一部のインスタンスは、プランを完了するまでに 30 分以上を必要とします。プランのタイムアウト値を増分するには、pe.defaultPlanTimeout 行を config.properties ファイルに追加します。上記の例では、値は 100 分に設定されています。
config.properties ファイルを変更した場合は、マスタサーバーを再起動する必要があります。