この章では、次の項目について説明します。
Solaris Plug-In は、N1 Grid Service Provisioning System ソフトウェアへのプラグインとしてパッケージ化されます。プラグインは、JavaTM Archive (JAR) ファイルにパッケージ化されています。Solaris Plug-In のプラグインファイルは、N1 Grid Service Provisioning System 5.0 Supplement CD からインストールするか、Sun ダウンロードセンターから入手できます。
指定のプラグインを N1 Grid Service Provisioning System 製品に認識させるには、プラグインをインポートする必要があります。プラグインは、『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 システム管理者ガイド』の第 5 章「プラグインの管理」で説明する手順に従ってインポートしてください。
ブラウザインタフェースメインウィンドウの「Administrative」セクションで、「Plug-ins」をクリックします。
「Plug-ins」ページの「Action」カラムで、「Import」をクリックします。
com.sun.solaris_1.0.jar ファイルをダウンロードした場所へ移動します。
「Continue to Import」ボタンをクリックします。
インポートが正常に終了したら、プラグインの詳細ページが現れ、プラグインによって提供されるオブジェクトが表示されます。
プラグインアーカイブファイルは、コマンド行からインポートすることもできます。次のコマンドを使用します。
% cr-cli -cmd plg.p.add -path com.sun.solaris_1.0.jar -u username -p password |
デフォルトでは、マスタサーバー用の構成ファイルは、次のディレクトリにあります。/opt/SUNWn1sps/N1_Grid_Service_Provisioning_System_5.0/server/config
Solaris ゾーンをマスタサーバーから配備する前に、次の行を config.properties ファイルに追加する必要があります。
config.allowSessionIDOnHosts=masterserver
pe.defaultPlanTimeout=6000
config.allowSessionIDOnHosts 変数は、N1 Grid Service Provisioning System リモートエージェント/CLI インタフェース経由でマスタサーバーと通信するためのプラグインを有効にします。
デフォルトでは、プランのタイムアウト値は、1800 秒または 30 分に設定されています。古いハードウェアでプランを実行している場合など、一部のインスタンスは、プランを完了するまでに 30 分以上を必要とします。プランのタイムアウト値を増分するには、pe.defaultPlanTimeout 行を config.properties ファイルに追加します。上記の例では、値は 100 分に設定されています。
config.properties ファイルを変更した場合は、マスタサーバーを再起動する必要があります。