この章では、Sun Java Enterprise System Application Server プラグインの最新情報と既知の問題を説明します。
次に、Sun Java Enterprise System Application Server プラグインをインストールするときに発生することが判明している問題を示します。
インストールが失敗した場合、次のようなエラーメッセージが表示されます。
Please check the installation log file under /tmp. |
ログファイルの実際の場所は、[tempStateFile] 変数によって決定されます。デフォルトは /tmpです。[tempStateFile] を変更している場合、ログファイルは指定したディレクトリに格納されます。
次に、Sun Java Enterprise System Application Server プラグインを実行するときに発生することが判明している問題を示します。
deleteDomain タスクは、指定されたドメインの管理サーバーとノードエージェントを完全には削除しません。これは、クラスタとサーバーインスタンスがまだ動作しているためです。
ドメインを削除する前に、そのドメインに関連するクラスタ、Domain Administration Server、およびサーバーインスタンスをすべて停止してください。
1 つのドメインに複数のクラスタを作成しており、ロードバランサを使用している場合、ロードバランサの構成ファイル loadbalancer.xml が適切に更新されません。ドメインの起動時、次のようなエラーメッセージが表示されます。
Error occured while initializing Loadbalancer config Parser. Please check the config file: |
回避方法は、1 つのドメインで複数のクラスタを実行しないか、loadbalancer.xml を一時的な場所に書きだして、関連するセクションを Web サーバーの loadbalancer.xml にコピーするかのどちらかです。
ポートの衝突のため、1 つのホストでは複数の Domain Administration Server を実行できません。
ロードバランサを使用するドメインでクラスタを削除する場合、ロードバランサの構成ファイル loadbalancer.xml にあるそのクラスタのエントリは削除されません。
ロードバランサは利用できないノードを自動的に削除します。
指定したターゲット (クラスタまたはサーバーインスタンス名) への listJMSResources タスクまたは listJDBCResources タスクの出力には、そのクラスタまたはサーバーインスタンスが動作しているドメインのすべてのリソースが表示されます。