複数のスタンドアロンアプリケーションサーバーが含まれる構成では、配備マネージャーを使用すると、これらのスタンドアロンアプリケーションサーバーを管理できます。配備マネージャーは、どのアプリケーションがどのアプリケーションサーバーインスタンスに配備されているかを追跡します。
この手順を使用すると、プロビジョニングシステム内で、配備マネージャーを作成したり、既存の配備マネージャーを登録したりできます。
この作業は、root として実行します。
WebSphere セッション変数 WS_DEFAULT_USER と WS_DEFAULT_PASSWORD が設定されていることを確認します。
セッション変数についての詳細は、『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 プランとコンポーネントの開発者ガイド』の第 5 章「セッション変数」を参照してください。
ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「WebSphere 5.1」をクリックします。
「Network Deployment Manager: Install」リンクをクリックします。
プランの「Details」ページが表示されます。
「Run」をクリックします。
プランの「Run」ページが表示されます。
「Plan Parameters」領域で、配備する NetworkDeploymentInstall コンポーネントの変数設定を選択します。
当該コンポーネントの変数設定が確立されている場合、メニューから適切な設定を選択します。
メニューから設定を選択できない場合は、「Select From List」をクリックします。
「Select Variable Settings From List」ウィンドウが表示されます。
新しい変数設定セットを作成するには、「Create Set」を選択します。
NetworkDeploymentInstall 変数の設定は、主に、スタンドアロンアプリケーションサーバーの変数設定値に依存します。
配備マネージャーのデフォルトのポート値を変更する場合は、スタンドアロンアプリケーションサーバーのポート値と衝突しないように注意してください。
必須。新たに作成する変数セットの名前。
必須。WebSphere 配備マネージャーをインストールする場所。
installPath のデフォルト値は /opt/was51nd です。
必須。配備マネージャーのインストーラの場所。
パス名の後に余分な空白を入れないでください。
必須。配備マネージャーの仮想ホストの名前。
通常の Web アクセスに必須。Web サーバーのポート番号。
安全な Web アクセスに必須。安全な Web サーバーのポート番号。
必須。ブートストラップのポート。スタンドアロンアプリケーションサーバーと配備マネージャーを同じリモートエージェントにインストールする場合は、このポート番号を変更する必要があります。
ほかのコンポーネントの変数セットを使用するには、「Import Set」をクリックします。
変数セットのインポートについての詳細は、『N1 Grid Service Provisioning System 5.0 オペレーションとプロビジョニングガイド』の「プランを実行する」を参照してください。
ターゲットホストを選択します。
配備マネージャーをリモートエージェントにインストールします。
ターゲットホストは、com.sun.was#InstallTargetHS ホストセットのメンバーである必要があります。
「Target Host Set」チェックボックスを選択解除します。
プロビジョニングシステム内で既存のスタンドアロンアプリケーションサーバーを取得している場合は、「markOnly Install」オプションを選択します。
このオプションを選択すると、既存の WebSphere 5.1 オブジェクトを表すコンポーネントを作成して、そのオブジェクトをプロビジョニングシステムを通じて管理できます。
「Run Plan (includes Preflight)」をクリックします。
「Hosts」ページを表示して、新しい配備マネージャーの仮想ホストが作成されていることを確認します。