この章では、既知の問題点に関する情報を提供します。この章では、次の内容について説明します。
この節では、実行時の問題について解説します。
Sun Java System Web Server プラグインは、Linux サーバー上で実行されている管理サーバーはアンインストールできません。プロビジョニングシステムを使用し、Linux サーバーから管理サーバーをアンインストールしようとすると、アンインストールは失敗します。
対処方法: Linux サーバーで実行中の管理サーバーを削除するには、次の手順に従います。
Linux サーバーから管理サーバーを手動でアンインストールします。
詳細については、Sun Java Enterprise System 2005Q1 Installation Guide を参照してください。
管理サーバーをインストールしたディレクトリから手動でファイルを削除します。
% rm -rf /jesInstallPath_variable |
ユーザーが jesInstallPath 変数の値として指摘したディレクトリは、削除しなければならないディレクトリです。
プロビジョニングシステム内で、管理サーバーのデータベースレコードを削除します。
手動で削除した WebAdminServer コンポーネント上で、markOnly: uninstall コンポーネントプロシージャーを実行します。コンポーネントプロシージャーの詳細については、「コンポーネントプロシージャー」を参照してください。
この節では、Sun Java System Web Server プラグインをロケールで実行するときの問題について解説します。
管理サーバーをフランス語、ドイツ語、およびスペイン語ロケールでインストールしようとすると、次のようなエラーメッセージが表示されます。
Problems encountered during plan run or preflight The plan (or preflight) "/com/sun/jes6_WS/InstallWebAdminServer" finished with 1 failed host(s). (017034) The execNative step failed because the exit status "0" of the command did not match "75" for the command "sh". (017068) |
対処方法: ヨーロッパのロケールでプロビジョニングシステムを使用し、管理サーバーを正常にインストールするには、管理サーバーをインストールするサーバーでリモートエージェントを C ロケールで実行します。
この節では、 Sun Java System Web Server プラグインとともに提供される ReadMe.txt ファイルの誤りについて解説します。
「Plug-In Details」ページで Sun Java System Web Server プラグインの ReadMe.txt ファイルをダウンロードできます。ReadMe.txt には、Sun Java System Web Server プラグインが Sun Java System Web Server の Java Enterprise System 2004Q2 バージョンを使用していると誤記されています。Sun Java System Web Server プラグインでは、Sun Java Enterprise System 2005Q1 バージョンを使用しています。
Sun Java Enterprise System 2005Q1 バージョンに伴う圧縮ファイルは、次のものです。
java_es_05Q1_webserver-solaris-sparc.zip
java_es_05Q1_webserver-solaris-x86.zip
Sun Java Enterprise System 2005Q1 ソフトウェアのバイナリを解凍すると、ディレクトリ構造は次のようになります。
/java_es_05Q1_webserver/Solaris_sparc
/java_es_05Q1_webserver/Solaris_x86