次の表に説明する変数は、N1 Grid SPS ソフトウェアの Remote Agent (RA) 構成を提供します。これらの変数は、JET spsra モジュールに直接対応します。
表 B–2 spsra モジュールのコンポーネント変数
変数名 |
説明 |
例またはデフォルト |
---|---|---|
install_spsra |
N1 Grid SPS RA ソフトウェアをインストールするかどうか。 |
y (デフォルト) |
product_version_spsra |
インストールする RA のバージョン。 |
5.0 (デフォルト) |
basedir_spsra |
RA ファイルがインストールされるベースディレクトリ。 |
/opt/SUNWn1sps (デフォルト) |
install_ra_from_snapshot_spsra |
RA ファイルを取得する場所を決定します。JET サーバーをインストールした場合、または JET サーバーを添付した場合、JET サーバー上の RA のスナップショットが自動的に取られます。結果として、この値のデフォルトは y になります。クロスアーキテクチャーインストールの場合は、この変数を n に設定します。この場合、「OS Provisioning common tasks」ページの「JET Solaris Image Servers」セクションにある「Manage」リンクを使用して、JET モジュールの製品メディアをインポートする必要があります。 |
y (デフォルト) |
username_spsra |
RA インストーラを使用する際に、RA ファイルシステムを所有するユーザー名を指定します。 |
jdoe (例) |
groupname_spsra |
RA インストーラを使用する際に、RA ファイルシステムを所有するグループ名を指定します。 |
staff (例) |
setup_user_acct_spsra |
username_spsra および groupname_spsra のユーザーおよびグループアカウントを設定するかどうかを決定します。
|
n (デフォルト) |
user_passwd_spsra |
username_spsra の暗号化されたパスワード。
|
6GR9gOi1vRVFw (例) |
userid_spsra |
username_spsra のユーザーアカウント ID。 |
505 (例) |
groupid_spsra |
groupname_spsra のグループアカウント ID。 |
505 (例) |
homedir_spsra |
RA ファイルのホームディレクトリ。 |
/opt/SUNWn1sps (デフォルト) |
jre_path_spsra |
Java Runtime Environment へのパス。値が指定されていない場合は、インストーラにより指定されるパスを使用します。パスが指定されている場合、JRE はそのパスにインストールされている必要があります。インストールされていないと、インストールが失敗します。 | |
setuid_spsra |
RA ルートアクセス権を有効にします。 |
y (デフォルト) |
conn_spsra |
RA への接続に使用する方式を決定します。デフォルトでは、ターゲット設定可能なコンポーネントに対して定義されている接続方式を使用します。 |
:[targetableComponent:sps_ra_conn] (デフォルト) |
ssl_auth_spsra |
ネットワーク接続に使用する SSL 認証。 |
1 (デフォルト) |
port_spsra |
ネットワーク接続に使用するポート。デフォルトでは、ターゲット設定可能なコンポーネントに対して定義されているポートを使用します。 |
:[targetableComponent:sps_ra_port] (デフォルト) |
adv_params_spsra |
ネットワーク接続に使用する高度なパラメータ。デフォルトでは、ターゲット設定可能なコンポーネントに対して定義されている高度なパラメータを使用します。 |
:[targetableComponent:sps_ra_adv_parms] (デフォルト) |