N1 Grid Service Provisioning System ユーザーズガイドおよびリリースノート (OS Provisioning Plug-In 1.0)

N1 Grid SPS Remote Agent の変数

次の表に説明する変数は、N1 Grid SPS ソフトウェアの Remote Agent (RA) 構成を提供します。これらの変数は、JET spsra モジュールに直接対応します。

表 B–2 spsra モジュールのコンポーネント変数

変数名 

説明 

例またはデフォルト 

install_spsra

N1 Grid SPS RA ソフトウェアをインストールするかどうか。 

y (デフォルト)

product_version_spsra

インストールする RA のバージョン。 

5.0 (デフォルト)

basedir_spsra

RA ファイルがインストールされるベースディレクトリ。 

/opt/SUNWn1sps (デフォルト)

install_ra_from_snapshot_spsra

RA ファイルを取得する場所を決定します。JET サーバーをインストールした場合、または JET サーバーを添付した場合、JET サーバー上の RA のスナップショットが自動的に取られます。結果として、この値のデフォルトは y になります。クロスアーキテクチャーインストールの場合は、この変数を n に設定します。この場合、「OS Provisioning common tasks」ページの「JET Solaris Image Servers」セクションにある「Manage」リンクを使用して、JET モジュールの製品メディアをインポートする必要があります。

y (デフォルト)

username_spsra

RA インストーラを使用する際に、RA ファイルシステムを所有するユーザー名を指定します。 

jdoe (例)

groupname_spsra

RA インストーラを使用する際に、RA ファイルシステムを所有するグループ名を指定します。 

staff (例)

setup_user_acct_spsra

username_spsra および groupname_spsra のユーザーおよびグループアカウントを設定するかどうかを決定します。

 

n (デフォルト)

user_passwd_spsra

username_spsra の暗号化されたパスワード。

 

6GR9gOi1vRVFw (例)

userid_spsra

username_spsra のユーザーアカウント ID。

505 (例)

groupid_spsra

groupname_spsra のグループアカウント ID。

505 (例)

homedir_spsra

RA ファイルのホームディレクトリ。 

/opt/SUNWn1sps (デフォルト)

jre_path_spsra

Java Runtime Environment へのパス。値が指定されていない場合は、インストーラにより指定されるパスを使用します。パスが指定されている場合、JRE はそのパスにインストールされている必要があります。インストールされていないと、インストールが失敗します。 

 

setuid_spsra

RA ルートアクセス権を有効にします。 

y (デフォルト)

conn_spsra

RA への接続に使用する方式を決定します。デフォルトでは、ターゲット設定可能なコンポーネントに対して定義されている接続方式を使用します。 

:[targetableComponent:sps_ra_conn] (デフォルト)

ssl_auth_spsra

ネットワーク接続に使用する SSL 認証。 

1 (デフォルト)

port_spsra

ネットワーク接続に使用するポート。デフォルトでは、ターゲット設定可能なコンポーネントに対して定義されているポートを使用します。 

:[targetableComponent:sps_ra_port] (デフォルト)

adv_params_spsra

ネットワーク接続に使用する高度なパラメータ。デフォルトでは、ターゲット設定可能なコンポーネントに対して定義されている高度なパラメータを使用します。 

:[targetableComponent:sps_ra_adv_parms] (デフォルト)