N1 Grid Service Provisioning System ユーザーズガイドおよびリリースノート (OS Provisioning Plug-In 1.0)

カスタムスクリプト

カスタムスクリプトは、スクリプトのソース位置により定義されます。ツールキットは、ビルド中にターゲットサーバーのスクラッチ領域にスクリプトをコピーし、適切な時点でスクリプトを実行します。

前節で説明したカスタムファイルと同じように、スクリプトのソースは /opt/SUNWjet ディレクトリ内に存在する必要があります。ソースは、共通の保持領域に対する相対参照になることも可能です。

システムが JumpStart サーバーの NFS イメージ上で動作し、実際のターゲットサーバーファイルシステムが $ROOTDIR ( /a) 上にマウントされている場合、カスタムモジュールは最初の再起動の前に、スクリプトを実行するためのプロビジョニングを行いません。

最初の再起動の前にスクリプトを実行するには、付録 C 「カスタム JET モジュールの作成」で説明されているモジュールの作成を検討してください。