この章では、Sun Java Enterprise System Application Server プラグインをインストールして構成する方法について説明します。この章では、次の内容について説明します。
Sun Java Enterprise System Application Server プラグインは、Sun N1 Service Provisioning System ソフトウェアの「プラグイン」としてパッケージ化されています。プラグインは、JavaTM Archive (JAR) ファイルにパッケージ化されています。Sun Java Enterprise System Application Server プラグインのプラグインファイルは、Sun N1 Service Provisioning System Supplement CD または Sun Download Center から入手できます。
Sun Java Enterprise System Application Server プラグインは、2 つの異なる JAR ファイルからインポートして入手できます。状況に応じて、適切なファイルを選択してください。
Sun Java Enterprise System Application Server プラグインを初めてインポートする場合は、com.sun.sjsas81_2.0.jar ファイルを入手します。
Sun Java Enterprise System Application Server プラグインの前バージョンをすでにインポート済みの場合は、com.sun.sjsas81_1.0_2.0.jar ファイルを入手します。
指定のプラグインを Sun N1 Service Provisioning System に通知するには、マスターサーバーにプラグインをインポートする必要があります。Sun Java Enterprise System Application Server プラグインの前バージョンをすでにインポート済みの場合は、新しいプラグインにアップグレードする必要があります。
プラグインをインポートまたはアップグレードする場合は、次の手順を使用します。詳細については、『Sun N1 Service Provisioning System 5.1 システム管理者ガイド』の第 5 章「プラグインの管理」を参照してください。
ブラウザインタフェースのメインウィンドウの「Administrative」セクションで、「Plug-ins」をクリックします。
「Plug-ins」ページの「Action」列で、「Import」をクリックします。
JAR ファイルをダウンロードした場所に移動します。
Sun Java Enterprise System Application Server プラグインを初めてインポートする場合は、com.sun.sjsas81_2.0.jar ファイルを選択します。
Sun Java Enterprise System Application Server プラグインの前バージョンをすでにインポート済みの場合は、com.sun.sjsas81_1.0_2.0.jar ファイルを選択します。
「Continue to Import」ボタンをクリックします。
インポートが完了するとプラグインの詳細ページが表示され、プラグインが提供するオブジェクトに関する情報が示されます。
コマンド行を使用してプラグインをインポートすることもできます。
CLI からプラグインファイルをインポートするには、次のように入力します。
% cr_cli -cmd plg.d.add -path plugin-filename -u username —p password
Sun Java Enterprise System Application Server プラグインを初めてインポートする場合は、 plugin-filename に com.sun.sjsas81_2.0.jar を指定します。
Sun Java Enterprise System Application Server プラグインの前バージョンをすでにインポート済みの場合は、 plugin-filename に com.sun.sjsas81_1.0_2.0.jar を指定します。
以下の情報は、アップグレード後にコンポーネントの前バージョンを表示する場合のものです。
影響を受ける可能性のあるコンポーネントは次のとおりです。
ドメイン
JDBC リソース
管理対象サーバーインスタンス
プラグインを新バージョンにアップグレードすると、このプラグインの「Common Tasks」ページが更新され、そこに、新バージョンでインストールされたコンポーネントへのリンクが表示されます。この機能を使用すると、最新の機能や改善された機能を含むコンポーネントを容易に確認できます。旧機能に依存するコンポーネントは、「Common Tasks」ページからはリンクされていません。
以前にインストールしたコンポーネントが見つからない場合は、そのコンポーネントは前バージョンのプラグインで作成された可能性があります。
前バージョンのコンポーネントを表示または使用するには、次の手順を使用します。