Solaris ブートおよびインストールサーバーは JET サーバーです。
N1 SPS のブラウザインタフェースまたはコマンド行インターフェースから JET イメージサーバーを作成できます。コマンド行からサーバーを作成するには、次のコマンドを入力します。
# cr_cli -cmd pe.p.run -u admin -p admin -PID NM:/com/sun/n1osp/untyped/Jet-create \ -tar H:NM:biss1 -comp + -vs + -pto 30 -nto 10 |
ブラウザインタフェースからサーバーを作成するには、次の手順に従います。
Solaris ブートおよびインストールサーバーにするシステムにログインします。
現在 JumpStart Enterprise Toolkit を使用している場合は、これらのファイルを削除します。
N1 SPS ブラウザインタフェースの「Common Tasks」セクションで、「OS Provisioning」を選択します。
「OS Provisioning Common Tasks」ページの「JET Solaris Image Servers」セクションで「Create」をクリックします。
「Plans Details」ページの「Run」をクリックします。
このプランに使用する変数を選択します。
既存の変数セットを使用するには、「Plan Parameters」テーブルの「JET」コンポーネント行にあるドロップダウンメニューから名前を選択します。
新しい変数セットを作成するには、「Plan Parameters」テーブルの「JET」コンポーネント行で「Select from List」をクリックします。
「Create Set」をクリックします。
変数セットの名前を入力します。
変数を確認し、必要に応じて変数を変更します。
イメージサーバーコンポーネントの変数はごく少数で、それらのほとんどは変更しません。これらの変数とそのデフォルト値のリストは、「Solaris イメージサーバーのコンポーネント変数」を参照してください。
変数セットを保存します。
「Plan Parameters」テーブルの「JET」コンポーネント行にあるドロップダウンメニューから、直前に保存した変数セットを選択します。
JET イメージサーバーを作成するホストを選択します。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。
JET イメージサーバーが正常に作成されたことを確認するには、プロビジョニングサーバーのウィンドウの左側にある「Hosts」リンクをクリックします。
-jet が付加された仮想ホストの名前が表示されます。たとえば、ホスト masterserver にインストールした場合、仮想ホストは masterserver-jet となります。
イメージサーバーコンポーネントには次の変数が適用されます。
表 5–1 Solaris イメージサーバーのコンポーネント変数
変数名 |
説明 |
デフォルト値 |
---|---|---|
installPath |
JET パッケージをインストールする位置。 |
/opt/SUNWjet |
sps_cli |
N1 SPS コマンド行インタフェースの位置。 |
/opt/SUNWn1sps/N1_Service_Provisioning_System_5.1/cli/bin/cr_cli |
jetHost |
仮想ホスト名に使用する名前。デフォルトでは、仮想 JET ホスト名は、-jet が追加されたターゲットホストのホスト名に設定されています。 |
:[target]-jet |
jetFolder |
JET 固有の情報を格納するフォルダ。デフォルトでは JET フォルダの位置は /com/sun/n1osp/autogen-:[jetHost] で、:[jetHost] は前の手順で定義した仮想 JET ホスト名です。 |
/com/sun/n1osp/autogen-:[jetHost] |
templatePrefix |
OS プロビジョニング JET テンプレートの特定に使用する値。 |
OSP_TEMPLATE_ |