Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイドおよびリリースノート (Oracle Database Plug-In 2.0)

第 1 章 Oracle データベースプラグインの概要

この章では、Sun N1 Service Provisioning System (Sun N1 SPS) を使用した Oracle データベースソフトウェアのプロビジョニングに関する一般的な情報を説明します。

この章の内容は次のとおりです。

Oracle データベースプラグインの目的

Sun N1 SPS ソフトウェアは、Oracle 9i および 10g データベースソフトウェアを即座に使用できるようにする高度な機能を備えています。そのため、ユーザーは Oracle データベースソフトウェアおよびデータベースを簡単にプロビジョニングできます。Oracle データベースサポートは、Sun N1 SPS 環境に読み込まれる JavaTM アーカイブ (JAR) ファイルにパッケージ化されています。Oracle データベースプラグインは、企業全体に Oracle 9i および 10g データベースソフトウェアを配備するプロセスを単純化します。


注 –

Oracle データベースプラグインのこのリリースは、シングルインスタンス環境の Oracle データベースソフトウェアだけをサポートしています。Oracle RAC (Real Application Clusters) のサポートは含まれていません。


Oracle データベースプラグインの内容

Oracle データベースプラグインでは、主な機能として次のことができます。

Oracle データベースプラグインの使用に伴う要件

Oracle データベースプラグインは、Linux や SolarisTM システムで動作する Oracle 9i および Oracle 10g データベースソフトウェアをサポートします。Oracle データベースソフトウェアの使用に伴う要件の詳細については、Oracle のマニュアルを参照してください。プラグインを使用するためには、そのほかに次の要件を満たす必要があります。

Oracle データベースソフトウェアに関するそのほかの情報

プラグインを使用するためには、Oracle データベースソフトウェアの知識が必要です。この製品に関するそのほかの情報については、次の Oracle 情報を参照してください。