Sun N1 Service Provisioning System 5.1 インストールガイド

HTTP または HTTPS

ブラウザインタフェースがマスターサーバーへの接続に HTTP (Hypertext Transmission Protocol) または HTTPS (Hypertext Transmission Protocol, Secure) を使用することを選択できます。HTTP を選択する場合は、ネットワーク上の誰でもブラウザインタフェースとマスターサーバー間で転送されるデータを傍受できます。また、ユーザーがマスターサーバーとして動作して、ユーザーパスワードなどのセキュリティー保護されているデータをブラウザインタフェースから取得しようとすることも考えられます。

HTTPS は、HTTP より安全にデータを転送します。HTTPS では、キーストアファイルとキーストアパスワードが必要です。プロビジョニングシステムが使用するキーストアファイルとキーストアパスワードを作成する必要があります。

インストールプログラムにより、HTTP または HTTPS を選択するようメッセージが表示されます。HTTPS を選択すると、キーストアファイルとキーストアパスワードを入力するようにメッセージが表示されます。キーストアファイルとキーストアパスワードは、2 とおりの方法で指定できます。

インストール中に HTTP を選択すると、 HTTPS を使用するためにマスターサーバーを手動で構成できます。手順については、「インストール中に HTTP を選択したあとで行う HTTPS の構成」を参照してください。