Sun N1 Service Provisioning System 5.1 インストールガイド

ProcedureSSL 証明書の生成方法

ブラウザインタフェースに SSL を使用させるには、初めに SSL 証明書を生成する必要があります。キーストアファイルとキーストアパスワードは、SSL 証明書を生成中に作成します。

始める前に

キーストアファイルとキーストアパスワードを作成するには、keytool を使用します。keytool は、JRE で使用可能なセキュリティーツールです。keytool がインストールされていない場合は、HTTPS を使用するようにプロビジョニングシステムを構成する前に keytool をインストールする必要があります。JRE は、N1 Service Provisioning System によってインストールされます。プロビジョニングシステムをインストールしたあとに HTTPS を構成する場合、keytool はシステム上にインストールされています。

手順
  1. JRE をインストールしたディレクトリに移動します。


    % cd JAVA-HOME/bin
    

    JAVA-HOME には、JRE をインストールしたディレクトリを指定します。N1 Service Provisioning System 5.1 でインストールした場合、JRE は N1SPS5.1-home/common/jre/bin ディレクトリにインストールされます。

  2. 証明書を生成します。


    % keytool -genkey -alias tomcat -keyalg RSA -keystore /keystore-location
    -storepass password
    

    /keystore-location に生成されたキーを格納するキーストアファイルの場所とファイル名を設定します。

    password にキーストアパスワードとして使用する何らかのパスワードを設定します。

  3. メッセージに従って操作を進めます。

    組織名には区切り文字を入れないようにしていください。区切り文字が入ると、Java Certificate ツールは要求の生成に失敗します。共通名 (Common Name: CN) は、ドメイン名、URI のコンポーネントを含む完全修飾のホスト名である必要があります。